臨床現場にある機器の問題点や医療者の特殊性とは?

医療ニーズを取り入れたヘルスケアデバイス開発
ー臨床現場の医療機器の問題点とヘルスケアデバイス開発のポイントー

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セミナー概要
略称
デバイス開発
セミナーNo.
160841
開催日時
2016年08月25日(木) 13:00~16:00
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付
講座の内容
趣旨
 現代医療に医療機器は欠かせない。そして、検査や治療の発達には医療機器が大きく貢献してきた。では、そんな医療機器に最先端の技術が生かされているのか?最先端の材料や電子部品が利用されているのか?実は冷静に医療機器を見てみると目覚ましい発達をしている機器と、まったく進化していない機器がある。これは我が国に限ってのことではない。
 また、産業界では日本の多様かつ高い技術力に裏付けられた高品質な製品があるのに、生命維持装置や手術機器のほとんどは欧米製である。そして、医療機器は高コストであり医療費の高騰の要因となっている。
 ものづくり企業が医療機器開発に参入しようとするが、多くのハードルが立ちはだかる。そのひとつが医療業界を囲っている大きな壁であり、外からは内側がよく見えない。見えない世界のニーズを把握し、それを満たす機器や材料を作り、製品を外から売り込むことは明らかに難しい。しかし、この壁に穴をあけて医療現場に自由に出入りできる開発者はまず居ない。
 内側から扉を開けて開発者を招き入れてくれる医療者も見つからない。それでも諦めずに医療機器開発に参入するなら、せめて内側の臨床現場にある機器の問題点や医療者の特殊性を知ることは、ひとつのステップではなかろうか。
 本講演では、臨床で医療機器を扱い、また作りあげてきた立場から、医療現場の特殊性と抱える問題点を紹介すると共に、医療機器におけるイノベーションがどうしたら起こせるのかを皆さんと一緒に考える講演会にしたい。
プログラム
 1.はじめに
  ・医療の谷間に火を灯す
  ・オタクの殿堂秋葉原

 2.医療機器の問題点
  ・生命維持装置の歴史と現状
  ・一般産業界の製品と医療機器
  ・実際の医療機器の改良の例
  ・高コストの医療機器や部材
  ・ディスポーザブル(単回使用使い捨て)とリユース機器
  ・検査機器・治療器・生命維持装置の知られざる違い

 3.医療者を知る
  ・医療界の特徴
  ・医療者の特徴
  ・医療者から見た開発者

 4. 医療イノベーションの鍵
  ・遺伝子の融合
  ・発想の転換

 5.おわりに
  ・医療機器と福祉機器の今後の可能性
​【質疑応答・名刺交換】
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