2016年09月26日(月)
10:30~16:30
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp
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50,906円
(本体価格:46,278円)
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学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
・ゴム材料を利用した製品の研究開発・設計・生産技術・製造・品質管理に関わる方
・ゴム材料の研究開発・製造に関わる方
・ゴム加工機械の設計・開発に関わる方
・ゴム配合、練りの基礎
・ニーズに応えるためのゴム材料づくりの手法
・ゴム材料・加工におけるトラブル原因の調査とその対策
・加工機の種類・特徴・選択法
・混練り方法がゴム製品に与える影響
ゴム製品を製造する場合、周知のごとく幾つもの複雑な工程を経る必要があり、工程ごとに固有の問題が数多く存在している。中でもゴムの加工に関する問題はゴム製品の生産性に直接関与するため、技術的な関心が高く、また検討材料として触れる機会も多いと思われる。ゴムの加工性を改善するアプローチとしては、加工条件や工程の変更、あるいはゴム配合の見直しをしてみるのが一般的である。
本講座では、ゴムの本質を理解し、ゴム混練をはじめとしたゴム加工のメカニズムから、加工工程が抱える課題やプロセスの最適化の考え方、さらには適切な加工条件を実現する手法など、配合技術、加工技術の基礎から応用、実用的な技術、トラブル対応までを具体的に解説する。
1.ゴム材料とは?
1-1.ゴムについて
1-2.高分子材料とゴムの関係
1-3.ゴムとして使える高分子材料
1-4.ゴムが伸びる理由
1-5.ゴムとプラスチックの関係
2.ゴム材料の特性について
2-1.ゴム材料の応力‐ひずみ曲線(材料条件・使用条件・環境による影響)
2-2.ゴムの粘弾性特性とは(応力緩和、クリープ)
2-3.応力-ひずみ曲線と製品設計(材料の性能寿命、疲労性、緩和現象)
3.ゴム材料製造におけるゴム加工工程の位置づけ
3-1.ゴム材料の品質に直結する(材料の性能を極限まで広げる)
3-2.自動化追求と工程管理の徹底が重要
3-3.品質を作りこむ工程(品質の均一性が決まる)
3-4.工程情報のシステム化により生産性、品質の向上
4.ゴム加工のメカニズム/ゴムは液体・気体か?
4-1.原料ゴム(ゴム)とは何か?
3-1-1.ゴムについて・・
3-1-2.ブレンドについて
4-2.配合剤の種類と特徴(補強材、添加オイル、加硫剤、老化防止剤など)
4-3.加工助剤の効果について
4-4.ゴム練りのメカニズム(混練中のゴム流動状態変化への考察)
4-5.分散/分配のメカニズム(中島モデル)
4-6.混練り特性はどう決まるか(混練り終点の決定方法)
4-9.押出・圧延・成形工程の技術的内容
4-10.加硫工程(加硫によるゴムの変化、加硫方法)
4-11.各工程の評価方法(~充填剤の分散状態、加硫度など)
4-12.未加硫ゴム物性とゴム加工性の関連について
5.加工機の種類と特徴
5-1.各種混合機(ロール機、バンバリ-ミキサ、密閉式混練機、加圧ニーダ)
5-2.押出機
5-3.圧延機
5-4.加硫機
6.加工機のオペレーションと管理パラメータ
6-1.混合機(温度、時間、回転数、回転比、充填率、冷却、保管期間など)
6-2.押出機(回転速度、ダイス、搬送速度など)
6-3.加硫機(加熱条件など)
7.ゴム加工工程でのトラブル対策について(不良低減)
7-1.練り工程
7-2.押出~圧延~成形工程
7-3.加硫工程
7-4.材料技術から見た加工工程における課題抽出と品質改善
8.ニーズに応える材料作り
8-1.ニーズに応える材料つくりとは?
(使用環境の理解、生ゴムの選択、物性は加工法で大きく変化)
8-2.強いゴムを作る方法
(破断のメカニズム、充填剤配合の影響、ゴムと配合剤の相互作用)
8-3.ゴムの硬さを調整する方法
(架橋操作、充填剤)
8-4.ゴム材料の伸びと架橋密度の関係
8-5.耐摩耗性を向上させるには?
8-6.耐候性を向上させるには?
(オゾンによる影響、老化防止剤の効果、オゾン劣化防止剤、メカニズム)
8-7.耐疲労性を向上する方法
(加硫方法の違いによる比較)
8-8.使用温度に対応できるゴム材料を作る方法
(ゴムの化学構造、架橋形態、ガラス転移温度など考慮)
9.加硫後のゴム材料(製品)のトラブルと対策
9-1.トラブル要因の整理
9-2.トラブル解析の具体的な手法
(熱劣化・酸化劣化について、原因究明と対策)
9-3.加硫ゴムのオゾン劣化
9-4.加硫ゴムの水劣化(残留塩素)
9-5.加硫ゴムの耐油性(膨潤と劣化)
9-6.ブルーム、ブリード現象による外観悪化
9-7.ゴム-繊維接着不良
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