異種材料接着のコツを事例を交えて解説!接着信頼性を確保するために「正しい接着設計」及び「適切な評価方法」を学ぼう!

ゴム・プラスチック/金属の接着技術と接着信頼性試験・評価方法

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セミナー概要
略称
プラスチック/金属接着
セミナーNo.
161009
開催日時
2016年10月19日(水) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
江東区産業会館 第2会議室
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食・資料付
講座の内容
受講対象・レベル
・ 接着剤及び原材料メーカーの技術者及び技術サービスの担当者、接着剤ユーザーの設計者、技術者、生産技術者
 
習得できる知識
・金属とプラスチックの接着技術
・金属とゴムの接着技術
・接着部の信頼性評価方法
 
趣旨
 近年の接着のキーワードは「異種材料の接着」「構造接着」「接着の信頼性」である。
 「異種材料の接着」とは金属とプラスチック、金属とゴムのように異なる被着材の接着である。
 例えば自動車産業に見られるように、燃費節約のための軽量化を目的に、金属材料をプラスチック( CFRPなど)へ置き換えることが進んでいる。接合に於いて鋼材相互の接合であれば溶接が可能であるが、異種材料に於いては接着(接着剤接合)に頼るしかない。
 本講座では金属/プラスチック、ゴムの構造接着について、詳細に説明する。
 そして接着の信頼性を確保するためには「正しい接着設計」及び「適切な評価方法」が必須である。
 
プログラム
1.金属とプラスチックの接着
  1-1.接合手法の長所・短所
  1-2.何故、異種材料の接着なの?
  1-3.異種材料の接着(金属/プラスチックの接着)
  1-4.接着の阻害因子
  1-5.金属表面状態の模式図
    ・金属材料の特性
  1-6.表面処理の必要性
  1-7.表面処理の工法
    ・金属表面の脱脂・研磨
    ・金属の表面処理
  1-8.プラスチックの表面処理
    ・プラスチックの表面処理手法
  1-9.表面処理効果の確認
  1-10.構造用接着剤
    ・エポキシ樹脂系構造用接着剤
    ・ポリウレタン系構造用接着剤
    ・化学反応形アクリル系接着剤
  1-11.異種材料の接着例
    ・軟鋼板とCFRPの接着
    ・軟鋼板とPPの接着
    ・PPの表面処理(イトロ処理)
    ・PA(ポリアミド)の接着、接着剤、表面処理
    ・フッ素樹脂と金属の接着

2.金属とゴムの接着
  2-1.被着材の組み合わせと接着方法
  2-2.ゴムの簡易鑑別法
  2-3.各種ゴムのTg(ガラス転移温度)とSP値(溶解度パラメータ)
  2-4.ゴム用配合剤
  2-5.ゴムの加硫接着
  2-6.ゴムの種類と表面処理、接着剤の関係
  2-7.加硫ゴムの表面処理の手法
  2-8.ヨウ化メチレン処理による接着効果
  2-9.加硫ゴム用接着剤
  2-10.金属/ゴムの接着例

3.信頼性を確保するための接着部の特性と評価方法
  3-1.応力の基本形
  3-2.せん断試験片の変形と応力分布
  3-3.せん断接着強さに及ぼす重ね長さの影響
  3-4.重ね合わせの長さと破壊強度の関係
  3-5.疲労強さに及ぼす板厚の影響
  3-6.せん断及びはく離接着強さと接着層の厚さの関係
  3-7.重ね接合部の板厚さと重ね長さ、破壊荷重の相関性
  3-8.接合係数とせん断強さの関係
  3-9.接着接合部の設計・重ね継ぎ
  3-10.接着剤のフィレット形成能
  3-11.外部応力と適応接着剤の関係
  3-12.接着強さ試験項目&被着材の試験方法
  3-13.標準的な接着試験片
  3-14.接着・接着剤の信頼性評価
  3-15.信頼性評価のための耐久性・疲労試験方法
  3-16.接着剤の引張りせん断疲れ特性試験
  3-17.構造用接着接合品の耐久性試験方法
  3-18.くさび衝撃法
  3-19.突合せ接合―中空円筒ねじり試験方法
  3-20.接着剤の硬化物で測定される代表的特性
  3-21.接着接合部の耐久性
 
キーワード
樹脂、異材、プラスチック、ゴム、金属、接着、表面処理、評価、信頼性、耐久性、セミナー
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