2016年10月19日(水)
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・ 接着剤及び原材料メーカーの技術者及び技術サービスの担当者、接着剤ユーザーの設計者、技術者、生産技術者
・金属とプラスチックの接着技術
・金属とゴムの接着技術
・接着部の信頼性評価方法
近年の接着のキーワードは「異種材料の接着」「構造接着」「接着の信頼性」である。
「異種材料の接着」とは金属とプラスチック、金属とゴムのように異なる被着材の接着である。
例えば自動車産業に見られるように、燃費節約のための軽量化を目的に、金属材料をプラスチック( CFRPなど)へ置き換えることが進んでいる。接合に於いて鋼材相互の接合であれば溶接が可能であるが、異種材料に於いては接着(接着剤接合)に頼るしかない。
本講座では金属/プラスチック、ゴムの構造接着について、詳細に説明する。
そして接着の信頼性を確保するためには「正しい接着設計」及び「適切な評価方法」が必須である。
1.金属とプラスチックの接着
1-1.接合手法の長所・短所
1-2.何故、異種材料の接着なの?
1-3.異種材料の接着(金属/プラスチックの接着)
1-4.接着の阻害因子
1-5.金属表面状態の模式図
・金属材料の特性
1-6.表面処理の必要性
1-7.表面処理の工法
・金属表面の脱脂・研磨
・金属の表面処理
1-8.プラスチックの表面処理
・プラスチックの表面処理手法
1-9.表面処理効果の確認
1-10.構造用接着剤
・エポキシ樹脂系構造用接着剤
・ポリウレタン系構造用接着剤
・化学反応形アクリル系接着剤
1-11.異種材料の接着例
・軟鋼板とCFRPの接着
・軟鋼板とPPの接着
・PPの表面処理(イトロ処理)
・PA(ポリアミド)の接着、接着剤、表面処理
・フッ素樹脂と金属の接着
2.金属とゴムの接着
2-1.被着材の組み合わせと接着方法
2-2.ゴムの簡易鑑別法
2-3.各種ゴムのTg(ガラス転移温度)とSP値(溶解度パラメータ)
2-4.ゴム用配合剤
2-5.ゴムの加硫接着
2-6.ゴムの種類と表面処理、接着剤の関係
2-7.加硫ゴムの表面処理の手法
2-8.ヨウ化メチレン処理による接着効果
2-9.加硫ゴム用接着剤
2-10.金属/ゴムの接着例
3.信頼性を確保するための接着部の特性と評価方法
3-1.応力の基本形
3-2.せん断試験片の変形と応力分布
3-3.せん断接着強さに及ぼす重ね長さの影響
3-4.重ね合わせの長さと破壊強度の関係
3-5.疲労強さに及ぼす板厚の影響
3-6.せん断及びはく離接着強さと接着層の厚さの関係
3-7.重ね接合部の板厚さと重ね長さ、破壊荷重の相関性
3-8.接合係数とせん断強さの関係
3-9.接着接合部の設計・重ね継ぎ
3-10.接着剤のフィレット形成能
3-11.外部応力と適応接着剤の関係
3-12.接着強さ試験項目&被着材の試験方法
3-13.標準的な接着試験片
3-14.接着・接着剤の信頼性評価
3-15.信頼性評価のための耐久性・疲労試験方法
3-16.接着剤の引張りせん断疲れ特性試験
3-17.構造用接着接合品の耐久性試験方法
3-18.くさび衝撃法
3-19.突合せ接合―中空円筒ねじり試験方法
3-20.接着剤の硬化物で測定される代表的特性
3-21.接着接合部の耐久性
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