2016年10月25日(火)
12:30~16:30
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50,906円
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学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
・閉鎖循環式養殖の原理を理解したい方
・閉鎖循環式養殖に参入に興味をお持ちの企業の方
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします
・閉鎖循環式養殖の原理と現状が理解できる。
・閉鎖循環式養殖の産業化につながる要素について理解できる。
陸上養殖は陸地に池や水槽を設置して魚介類の養殖を行う生物生産システムであり、天然の用水を直接取水して排水する「かけ流し式」と飼育水を循環濾過して魚介類を生産する「閉鎖循環式」とがある。特に閉鎖循環式養殖システムは、水を循環させることで天然とは隔離した環境での水産物生産ができるため、室内の野菜生産と同様に工場施設と類似した生産を行うことができる。他の養殖形態と比較しても立地等の制約が少なく、環境を整えることで生産性の向上を図ったり、水質汚濁物質の処理を行うことができる。天然水域での魚介類養殖による汚濁が深刻化している現在においてこれらを防止する最も有効な手段として注目されている。また、閉鎖循環式養殖の特長を活かすことでこれまでにない水産物の生産を行うことができる。例えば東北地域で本来漁獲の無いハタ類を室内で生産したり、その養殖排水を利用した海ぶどう等の海藻を培養することも可能である。
本セミナーでは閉鎖循環式養殖の基礎知識から現状および課題、ビジネスチャンスまで重要な点について解説を行う。
1.閉鎖循環式養殖システムについて
1-1. 閉鎖循環式養殖システムとは?
(1) 歴史
(2) 原理
(3) 装置とその役割
(4) 物質制御
(5) 環境制御
(6) 飼育管理項目
1-2. 養殖事例と他の養殖形態との比較
(1) ヒラメ
(2) トラフグ
(3) 種苗生産
(4) エビ類
(5) サケマス類
(6) ハタ類
1-3. 海外事情
(1) アメリカ
(2) ヨーロッパ
2.閉鎖循環式養殖への参入
2-1. 経済性に基づいた計画・設備の考え方
2-2. 陸上養殖のコスト
2-3. 採算性
2-4. 陸上養殖のビジネスチャンス
3.これからの閉鎖循環式養殖と今後の展望
3-1. 物質循環型養殖
3-2. 再生可能エネルギー・廃エネルギーの利用
3-3. 地域産業との連携・ブランド化
3-4. 今後の展望
【質疑応答・名刺交換】
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