2016年11月16日(水)
10:30~16:30
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp
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非会員:
50,906円
(本体価格:46,278円)
会員:
48,125円
(本体価格:43,750円)
学生:
11,000円
(本体価格:10,000円)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
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学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
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よくある質問
実際に装置を使ってデモをして測定状況等をご説明したいと考えております。
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
近年、LIBや燃料電池等のエネルギー関連材料、プリンテッドエレクトロニクス用インク、高機能材料用ナノフィラー含有樹枝スラリーなど、いずれも高濃度粒子分散系の評価に興味が持たれている。これら分散系は、従来、粒子濃度が高い故に光をプローブとする従来法が適用できず十分な評価が行われて来なかった。本講では、分散性・分散安定性の定義など基礎的事項の説明だけでなく、実用上評価すべき特性はどのようなものがあり、またその評価方法は実際どのようにして実施するのかを、講義とデモの両方面から解説を行う。さらに、分散性制御に必須の評価項目として粒子表面の特性評価法、とくに親・疎水性評価法について最近開発した実用的手法についても紹介する。微粒子・ナノ粒子を分散する工程でお困りの方、濃厚スラリーの特性評価でお困りの方、ナノ粒子表面の親・疎水性評価、ナノ粒子の溶媒への親和性評価を行いたくても適当な手法がなくて諦めておられた方に聴講して頂ければ幸いです。
第1部 濃厚分散系の分散・凝集評価の基礎とその実際
1.濃厚分散系では何を評価・解析するか? -分散性と分散安定性を区別する -
1.1 分散性・分散安定性の定義と評価手法紹介
1.2 粉砕・混連機器と評価機器の連携
-何故そのままの濃度で測定する必要があるのか-
2.ナノ・微粒子の分散性・分散安定性評価技術-濃厚系のまま粒子径分布を評価する
2.1 超音波スペクトロスコピーの原理
2.2 超音波スペクトロスコピーを用いた解析事例
2.3 パルスNMRの原理
2.4 パルスNMRを用いた解析事例
3.ナノ・微粒子の分散性・分散安定性評価技術のデモンストレーション
-ゼータ電位測定以外の評価法導入が開発の鍵を握る-
3.1 超音波スペクトロスコピーを用いた測定デモ
3.2 パルスNMRを用いた測定デモ
第2部 粘弾性測定による濃厚系微粒子分散・凝集の実践的評価方法
1.粘弾性測定とは?
1-1 粘弾性・粘弾性体とは ~身近に存在する粘弾性物質~
1-2 従来の粘度特性評価機とは ~回転粘度計の特徴と測定の限界~
1-3 粘弾性測定装置とは ~最新の粘弾性測定装置の特徴~
2.粘弾性測定の基礎
2-1 粘弾性測定の概要 ~回転測定と振動測定~
3.回転(静的)測定の概要と応用例
3-1 回転測定の概要 ~変形方法、粘弾性変数~
3-2 回転測定応用例(チクソトロピー性評価)
・ニュートン流動現象 ~粘度が回転によらず一定?~
・ダイラタント現象 ~粘度が回転と共に上昇?~
・シアシニング現象 ~粘度が回転と共に低下?そのメカニズム~
4.振動(動的)測定の概要と応用例
4-1 振動測定の概要 ~変形方法、粘弾性変数~
4-2 振動測定応用例(分散性評価)
・ひずみ分散測定 ~分散・凝集性(均一、不均一、凝集、粒度分布の違い)~
・周波数分散測定 ~分散・凝集性(長期分散安定性評価)~
・温度分散測定 ~熱硬化性塗料の熱硬化過程~
5.粘弾性測定装置MCRを用いたサンプルデモ測定
10:30~12:00 第1部
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12:00~12:45 昼食
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12:45~14:15 デモ
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14:15~14:30 休憩
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14:30~16:30 第2部 デモ
スラリー,分散,凝集,実験,コロイド,研修,講習会