疲労設計を行う上で重要な金属疲労の基礎知識について平易に解説し、機械要素などに関する具体的な事例を紹介!

破壊防止・安全保証のための金属疲労の基礎知識習得講座

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セミナー概要
略称
金属疲労
セミナーNo.
161176
開催日時
2016年11月16日(水) 10:00~17:00
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。

■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食・資料付
講座の内容
受講対象・レベル
 各種機械系企業の開発、設計および品質保証を担う技術者など。
 
趣旨
 大小様々な事故の80%以上が金属疲労に起因しています。金属疲労は機械部品の弱部を狙って発生する現象です。疲労き裂の発生には非常に長い期間を要しますが、一旦き裂が発生すると急速に進展し、破壊をもたらします。そのため、破壊に至るまで目に見える大きな変化が生じません。疲労破壊を防止し、製品の安全性を保証するには十分な知識に基づく適切な設計が必要となります。
 この講習会では、疲労設計を行う上で重要な金属疲労の基礎知識について平易に説明した後、機械要素などに関する具体的な疲労設計について説明します。
 
プログラム
1.金属疲労の歴史と事故事例
 a.金属疲労の歴史
 b.金属疲労を主原因とする事故事例

2.疲労き裂の発生と進展
 a.疲労試験の種類
 b.塑性変形と転位の移動
 c.き裂の発生と破面
 d.き裂の進展と破面
 e.高強度材および表面硬化材の疲労き裂の発生(内部起点型)

3.疲労強度および疲労寿命の評価法の基礎
 a.疲労の種別
 b.高サイクル疲労
 c.超高サイクル疲労,低サイクル疲労
 d.き裂進展則

4.疲労強度に対する影響因子と評価法
 a.平均応力
 b.残留応力
 c.切欠き
 d.微小欠陥
 e.表面粗さ
 f.寸法効果,
 g.変動荷重
 h.環境
 i.フレッティング疲労

5.疲労強度の改善方法
 a.母材強度と疲労強度との関係
 b.表面硬化材の疲労強度
 c.表面改質と疲労強度

6.疲労設計の種別
 a.疲労設計の種別
 b.疲労強度設計
 c.疲労寿命設計
 d.疲労き裂進展寿命設計
 e.損傷許容設計

7.具体的な疲労設計の説明
 a.ネジ
 b.溶接継手
 c.鉄道車軸
 d.航空機

<質疑応答・名刺交換>
 
キーワード
金属,破壊,強度,残留,応力,疲労,亀裂,き裂,変形,試験,評価,基礎,入門,講座,研修
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