1.文書作成の心構え
1-1 技術文章は文学と異なる
1-2 気ままに書いたものは冗長である
1-3 読み手を特定してイメージする
1-4 読み手の気持ちを考える
1-5 読み手に信頼感を与える
1-6 変化する文章の作法に対応する
2.技術文章の基本
2-1 基礎的事項
必要十分と冗長/断定すること/概念の図示/実例と比喩/繰り返し/
参照元の明示/箇条書き/誠実に強調/説明(プレゼン)/感想文
2-2 推論のよりどころ
三段論法/弁証法/帰納法と演繹(えんえき)法/ 仮定と実証
2-3 文書の構造
文章の構造化/ 定型的な項目立て
2-4 論述の進め方と順序
結論の場所/ 起承転結/ 序論・本論・結論/ 序破急/流れの原則
2-5 気の利いた文章
3.文の作成
3-1 正確さと厳密さ
形容の程度/ 接続語/平易にする/ 動作の主体/主語と述語/こそあど/
専門語・略語/文の分割/重ね言葉/ 時制/体言止め
3-2 文法上の誤り
ねじれ/ 修飾語の対象/ 倒置法
3-3 他の方法による表現
類語・反対語/ 二重否定/ 対偶
3-4 ものごとの並べ方
および/または/並列/ and/or / AND と OR/ 法律文でのANDとOR
3-5 用語の解説
3-6 敬語の使い方
4.用字用語の使い方
4-1 使う言葉を選ぶ
話し言葉/ 文語/文脈からの判断/「より」と「から」/
「~的」「~性」「~化」/「行う」/ 「ら抜き」、
「さ入れ」、「れ足す」、「い抜き」/ 専門用語の統一/ 差別(禁止)用語/
低俗表現/ 方言/文学的な表現/ 商品名と一般名
4-2 顧客との関係にともなう用語
会社名/ 株式会社など/ 企業等の略称例/ 御社と貴社/
弊社と当社/ 自分と相手の呼称/殿と様
4-3 時の表現と「とき」
ときと時/ 時間と時刻/ 相対性と絶対性/ 時刻の表現
4-4 用字
学習すべき漢字/ 必要な漢字力/ 用字用語の手引
4-5 送り仮名
4-6 単位の使い方と表記法
4-7 格助詞「の」の意味と使い方
5.文章作成の手順
5-1 実際の文章作成の流れ
5-2 著述の流れ
5-3 句点・読点の打ち方
5-4 文章の修正
チェック・校正リスト/ 技術用語の同音異義語/
抜けている項目の探し方/ ソフトウェアの文章校正機能
5-5 最後の文チェック
6.技術文書作成の実践
6-1 技術関連の文書
技術文書の種類
文書の保存
文書の変更手続き
6-2 打合せ議事録
6-3 取扱説明書、操作基準書
6-4 トラブル報告書
6-5 調査報告書
6-6 実験報告書
6-7 学術論文・技術論文
6-8 稟議書(起案書、立案書)
6-9 特許申請
6-10 新規事業提案書
6-11 公的補助金申請書
6-12 納入(見積・受注)仕様書
6-13 購入(引合・発注)仕様書
6-14 機器仕様リスト
6-15 各種設計図の補足書
6-16 出張報告書
7.文章作成の勉強法
7-1 良い文章に触れる
7-2 よく考えてたくさん書く
7-3 試験を受ける
7-4 文章法の本を読む
7-5 文章講座を受ける
7-6 参考書
他に、演習3または4回