センサの検出原理や基礎技術を紹介し、MEMS技術を用いた小型化、高性能化のための最新の事例について解説する!

医療・ヘルスケア・感性計測用センサの小型化・高機能化と応用展開

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セミナー概要
略称
医療・ヘルスケア用センサ
セミナーNo.
170323
開催日時
2017年03月29日(水) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
江東区産業会館 第1会議室
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食・資料付
講座の内容
受講対象・レベル
 センサの検知原理の基礎から応用、MEMS技術を用いた小型化・高機能化への展開について可能な限り平易に説明しますので、本テーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です。
 
趣旨
 超少子高齢化の進展により、我が国では医療や福祉分野での課題が山積しています。医療費の増加を抑制するためには、身体の状態を日常的にモニタリングし、病気に陥る前の段階で予防医療措置により、健康寿命を増進することがカギとなります。また、過疎化の中で限られた医療資源を活かすためには、遠隔地からの医師による診断や相談、治療の発展や、ロボットによる介護・日常生活支援等が望まれます。これらの実現のためには、健康に関する様々な情報の収集や、人間の感覚に近い感性的な計測が可能なセンシング技術が不可欠です。
 そこで、本セミナーでは、このような用途に向けたセンサの検出原理や基礎技術について紹介するとともに、MEMS技術を用いた小型化、高性能化のための最新の事例について解説します。
 
プログラム
1.医療・ヘルスケア・感性センサが求められる背景
 1)超少子高齢化社会におけるヘルスケアの役割
 2)IoTとスマートヘルスケア・感性計測
 3)医療・ヘルスケア・感性価値市場の現状と未来

2.センシングデバイスの基礎
 1)センサデバイスと半導体について
 2)半導体の性質
 3)光センサ
 4)温度センサ
 5)磁気センサ
 6)機械量センサ
  a)力、圧力センサ
  b)変位・位置センサ
  c)速度・加速度センサ
 7)イメージセンサ(CCD、超音波、赤外線等)
 8)ケミカルセンサ(ISFET、QCM)
 9)信号処理、雑音について

3.医療・ヘルスケアセンサにおける生体計測技術
 1)生体情報の計測
  a)圧力(血圧、生体内圧、体表圧)
  b)流れ(血流、呼吸)
  c)運動と力
  d)体温、サーモグラフィ
  e)生体電磁気量(心電、筋電、脳波)
  f)生体化学量(血液ガス、呼気ガス、尿)
 2)医療・福祉現場における計測
  a)手術ロボットとセンサ
  b)介護・介助ロボットにおけるセンシング
  c)見守りセンサ
 3)感性計測
  a) 人間の五感とその特徴
  b) 五感センサの現状と展望
  c) より高次な感覚とその情報化

4.MEMSによる医療・ヘルスケアセンサの小型化・高機能化
 1)MEMSとは
 2)身の回りのMEMSデバイス
 3)MEMS構造の作製
 4)マイクロ流路とμTAS
 5)MEMSを用いたヘルスケアセンサの小型化・高機能化事例
  a)光・ひずみ複合MEMSセンサによる近接・接触計測
  b)MEMSセンサを用いた質感の定量化の試み
  c)微細加工QCMを用いた呼気成分計測
  d)静電容量型非接触液体電気特性計測センサ
  e)マイクロカンチレバーを用いた生体タンパク質検知バイオセンサ
  f)Ti微細加工による高生体適合性MEMSデバイス

【質疑応答・名刺交換】
 
キーワード
センサ,医療,ヘルスケア,生体,計測,MEMS,デバイス,R&D,,講座,研修,セミナー
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