☆耐熱性高分子の基礎から、有機ELディスプレイ用プラスチック基板等への適用を目指した開発事例について解説します。
1.耐熱性樹脂の基礎
1-1.耐熱性樹脂の種類
1-2.耐熱樹脂の加工性と分類
1-3.化学的耐熱性と物理的耐熱性
1-4.電荷移動相互作用と樹脂の色および耐紫外線性
1-5.凝集構造、分子配向
2.ポリイミドの製造方法
2-1.モノマー、溶媒、重合反応性および問題点
2-2.重合プロセス、その利点と欠点
2-3.硬化反応、成形(製膜)プロセスおよび問題点
3.各種用途への適用を目指した新規耐熱樹脂材料の開発事例
3-1.フレキシブルプリント回路基板用絶縁樹脂:ポリエステルイミド
(1)分子設計
(2)物性制御(熱・吸湿寸法安定性、機械的特性、難燃性)
3-2.熱寸法安定性と熱可塑性を併せ持つ耐熱性樹脂:ポリベンゾオキサゾールイミド
(1)分子設計
(2)物性評価方法と物性制御
3-3.ディスプレー用透明耐熱プラスチック基板材料
(1)透明耐熱性樹脂の必要性
(2)フィルムの着色の原理と透明化の方策
(3)透明ポリベンゾオキサゾール
(4)透明ポリイミドの物性制御(透明性、熱寸法安定性、溶液加工性、膜靭性、複屈折)
3-4.トップエミッション型OLEDディスプレー用超耐熱性プラスチック基板材料
(1)分子設計
(2)膜物性
【質疑応答・名刺交換】