理論から最近の進歩までをしっかりと理解し、製品の応用・高機能化を目指す!

乳化重合のメカニズムと製品開発への応用
※会場を変更させていただきます 5/15更新
江東区文化センター 3F 第1研修室(変更前) ⇒ 滝野川会館 3F 302集会室(変更後) 

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
乳化重合
セミナーNo.
170512
開催日時
2017年05月25日(木) 12:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
滝野川会館 滝野川会館 3F 302集会室
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。

■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付
講座の内容
習得できる知識
・ラジカル重合の基礎(教科書を超えて)と応用
・乳化重合理論の深い理解Smith-Ewart から最近のものまで
・重合法(バッチとセミバッチ)の特性の違い
・これら知識の製品開発への利用乳化重合処方考案
・スケールアップ問題の予測と解決
趣旨
乳化重合は塗料、バインダー、繊維加工、紙加工、土木・建築、接着剤、粘着剤などのラテックス製品やプラスッチックス、ゴムなどのソリッド製品など多様な製品に応用されています。さらに乳化重合技術の発展・拡張に伴い電気・電子、情報、医用などの機能性高分子ミクロスファエアとしての用途が拓けています。他方、我が国では乳化重合理論の研究は下火になり日本語の文献発表や成書の出版も絶えています。そのような事情から本講座は、①乳化重合理論を最近の進歩を含め解説する。②理論を実際の乳化重合プロセスや反応操作に適用し製品の高機能化、トラブル防止に役立て開発の効率化を図ることを狙いにするものです。さらに時間が許せば③様々な高分子ミクロスフェアの合成につて概説します。
プログラム
0.必用な予備知識
1.乳化重合理論
  1-1 Smith-Ewart の古典理論
   1-1-1 Harkins の定性理論
   1-1-2 Smith-Ewart 理論(一次ラジカル進入、ミセル発生説)
     ・粒子内ラジカル数の収支と平均ラジカル数 (nav)
     ・ミセルからの粒子発生と粒子数
     ・粒子内モノマー濃度
     ・重合速度
     ・重合期間 (1~3期)と各期間の特徴
  1-2 Smith-Ewart 理論からの逸脱
   1-2-1 親水性モノマーに対する均相発生モデル
  1-3 油溶性開始剤による乳化重合
  1-4 粒子へ進入するラジカルの種類と生成機構
   1-4-1 一次ラジカル進入説
   1-4-2 Maxwel-Gilbert 等のオリゴマーラジカル進入説
   1-4-3 木村の Cross-creation 仮説
2.乳化重合理論の製品開発への適用
  2-1 乳化重合反応操作と特徴
   2-1-1 乳化重合操作の分類と特性
   2-1-2 バッチ(回分)重合とセミバッチ(半回分)重合の違い
   2-1-3 連続重合
  2-2 特徴あるラテックスの合成
   2-2-1 ソープフリー乳化重合
   2-2-2 水溶性モノマーの共重合(官能基導入)
   2-2-3 シード乳化重合及びコア/シェル粒子
   2-2-4 粒子径と粒子径分布制御
   2-2-5 高固形分化
3.スケールアップ上の留意点
  3-1 スケールアップにより何かどう変化するか?
   3-1-1 原料の配合と添加
   3-1-2 撹拌・混合
   3-1-3 伝熱
4.様々な高分子ミクロスフェアの合成
  4-1 マイクロエマルジョン法
  4-2 ミニエマルジョン法
  4-3 二段膨潤法
  4-4 分散重合および非水系分散重合
  4-5 逆相エマルジョン
キーワード
高分子,樹脂,ポリマー,界面,ソープ,研修,講習会
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