エポキシ樹脂の種類や特徴、製造方法からエポキシ樹脂硬化剤の選定法、反応まで詳解!

エポキシ樹脂・硬化剤の基礎と応用

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セミナー概要
略称
エポキシ樹脂・硬化剤
セミナーNo.
170514
開催日時
2017年05月29日(月) 12:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
江東区産業会館 第2会議室
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。

■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
備考
資料付き
講座の内容
プログラム

【1部】 エポキシ樹脂の基礎と応用

《主旨》
 エポキシ樹脂の主な用途として、プリント配線板、半導体封止材、重電・弱電の絶縁材料等の電気・電子分野、自動車用カチオン電着塗料、飲料缶用内面塗料、粉体塗料、船舶・橋梁用重防食塗料、PCM塗料等の塗料分野、土木・建築・接着剤分野、炭素繊維複合材料分野等があり、多岐にわたっている。本講座では分野別・用途別に各々どのようなエポキシ樹脂がどのように使われているのかを説明する。その上で、エポキシ樹脂の種類と特徴を各社のホームページより抜粋して紹介、及び汎用エポキシ樹脂の製造方法について概説する。


《プログラム》

1.エポキシ樹脂とは?
  1-1.エポキシ樹脂の特徴(構造と特製)
  1-2.エポキシ樹脂の需要量の推移

2.エポキシ樹脂の用途
  2-1.塗料用途
    ・自動車用カチオン電着塗料
    ・飲料缶内面塗料
    ・船舶・重防食塗料
    ・粉体塗料
  2-2.電気分野
    ・積層板用途
     臭素化エポキシ樹脂、ノンハロ難燃性エポキシ樹脂
    ・封止材用途
     オルソクレゾールノボラック型エポキシ樹脂
     結晶性エポキシ樹脂、ノンハロ自己消火性エポキシ樹脂
  2-3.土木・建築・接着剤用途
    ・舗装用材料
     滑り止め舗装、エポキシアスファルト、排水性舗装
    ・コンクリート補修
  2-4.炭素繊維複合材料分野
    ・成形方法
    ・自動車分野での開発状況(CFRP自動車、FCV等)
    ・風力発電、浮体式洋上風力発電
  2-5.文化財補修(エポキシ樹脂の応用)
    ・国宝薬師寺金堂月光菩薩立像
    ・国宝高徳院阿弥陀如来坐像
    ・法隆寺中門金剛力士立像
    ・原爆ドームの保存

3.エポキシ樹脂の種類と特徴
  3-1.エポキシ樹脂の分類
  3-2.エポキシ樹脂の合成と主な化学構造
  3-3.BPA型液状・固形エポキシ樹脂
  3-4.BPF型液状・固形エポキシ樹脂
  3-5.BPA型・BPF型高純度液状エポキシ樹脂
  3-6.水添BPA型エポキシ樹脂
  3-7.グリシジルエステル型エポキシ樹脂
  3-8.結晶性エポキシ樹脂
  3-9.反応性希釈剤
  3-10.グリシジルアミン型エポキシ樹脂
  3-11.ノボラック型エポキシ樹脂
  3-12.ナフタレン型、DCPD型エポキシ樹脂
  3-13.TGIC,脂環式エポキシ樹脂
  3-14.臭素化エポキシ樹脂
  3-15.ハロゲンフリー難燃性リン系エポキシ樹脂
  3-16.フェノキシ樹脂
  3-17.エポキシ樹脂の変性、強靭化手法

4.汎用エポキシ樹脂の製造方法
  4-1.BPA型エポキシ樹脂の反応メカニズム
  4-2.原料エピクロロヒドリンの品質
  4-3.エポキシ樹脂の副反応
  4-4.固形エポキシ樹脂の製造方法

 
 

【2部】 エポキシ樹脂の硬化剤概論

《主旨》
 エポキシ樹脂は、優れた接着性、電気絶縁性、機械的強度、耐薬品性等様々な特徴を持ち、多くの分野で用いられている。エポキシ樹脂の構造だけでなく、硬化剤をいろいろと選ぶことができ、その種類によって物性が大きく変えることが出来、用途・顧客要求事項に適合させることが可能なことが特徴である。
本講では、エポキシ樹脂に使われるさまざまな硬化剤との硬化メカニズムの基礎についてもあわせて説明する。


《プログラム》

1.エポキシ樹脂組成物の構成と硬化剤の分類
  1-1.組成物の構成
  1-2.硬化剤の分類

2.アミン系硬化剤
  2-1.アミン系硬化剤種類
  2-2.活性水素とアミン価
  2-3.アミン系硬化剤の変性
  2-4.使用上の注意点

3.酸無水物系硬化剤およびフェノール硬化剤との反応
  3-1.酸無水物硬化剤の種類
  3-2.酸無水物硬化剤の長所・短所
  3-3.用途と酸無水物の選択
  3-4.使用上の注意点

4.ポリフェノール系硬化剤

5.その他硬化剤
  5-1.ポリメルカプタン系硬化剤
  5-2.アニオン重合型硬化剤
  5-3.カチオン重合型硬化剤
  5-4.潜在性硬化剤

 
スケジュール
12:30~14:30 第1部
14:30~14:40 休憩
14:40~16:10 第2部
16:10~16:30 質疑応答

※進行状況により多少前後いたします。
キーワード
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