粉体技術入門
~技術者が教える基礎からトラブル対処まで~

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セミナー概要
略称
粉体技術入門
セミナーNo.
170704
開催日時
2017年07月28日(金) 10:00~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
江東区産業会館 第1会議室
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。

■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食・資料付き
講座の内容
受講対象・レベル
初めて粉体を扱う人でも粉体技術全体が概観でき、粉体の取り扱いとトラブル対策の基本的な知識が身につきます。
趣旨
粉体を取り扱うには経験が必要だと言われますが,誰でも最初は未経験者です。しかし,粉体の特性をよく知り,取り扱うコツをつかめばトラブルは格段に減ります。まず,粉を扱う基本的注意事項を説明し、粉体物性を述べた後、粉砕、分級、混合、偏析、貯槽、供給・計量、輸送について解説します。最後にトラブルの分析を行い、トラブル例を取り上げて対策を考えます。
プログラム

1.粉体の取り扱いのコツ
  1-1 粉体とは(粉体の分類/粉体と粒体の境界/粉体の効用)
  1-2 粉体と液体の取り扱いの違い
  1-3 粉体を扱う上での落とし穴
  1-4 面倒な扱いをなくすために
2.粉体の物性と測定方法
  2-1 粒子径(幾何学的代表径/※平均することの意味/ふるい径/沈降径/空気力学径/比表面積径)
  2-2 粒子径分布(頻度分布/積算分布/質量分布と個数分布/粒子径測定法)
  2-3 粒子密度(真密度/見掛け密度/かさ密度/空間率)
  2-4 粒子の形状(球形度/円形度)
  2-5 粉体層のせん断特性(内部摩擦、壁摩擦)
3.粉砕
  3-1 粉砕の効果
  3-2 粉砕の機構(圧縮/衝撃/剪断/摩擦)
  3-3 粉砕のエネルギ
  3-4 閉回路粉砕
  3-5 さまざまな粉砕機
4.分級
  4-1 部分分級効率
    部分回収率曲線/歩留まり率/回収率/残留率/除去率
  4-2 総合分級効率
    ニュートン効率/有効率/分離粒子径
  4-3 ふるい分け(注意点など)
  4-4 流体による分級
  4-5 さまざまな分級機
5.混合
  5-1 混合とは
  5-2 完全混合状態の意味
  5-3 混合をどこまでやればよいか?
  5-4 混合度の判定(直接判定、間接判定)
  5-5 混合比、混合能力、混合速度
  5-6 バッチ混合と連続混合
  5-7 混合装置の選定
  5-8 混合操作・混合装置のトラブル(所要動力、起動時動力、混合不良、ダマ)
6.偏析
  6-1 偏析を生じる物性
  6-2 偏析を起こさせる運動と力
  6-3 実際の粉粒体の取り扱いにおける偏析現象
  6-4 偏析の防止対策とその手順
  6-5 偏析対策検討の実施例
7.貯槽
  7-1 貯槽とは何か?
  7-2 粉体貯槽の選定
  7-3 粉体貯槽のロス容量計算と実際の容量
  7-4 貯槽のトラブル実例と対策(貯槽の閉塞、摩耗、フラッシングなど)
8.供給と計量
  8-1 供給装置の基本構成と機能
  8-2 供給機の課題定量性、可変制御性、シール性、無害性など
  8-3 供給装置の種類と選定
  8-4 粉体の計量と精度
  8-5 供給装置のトラブル
9.輸送
  9-1 粉体の輸送(各種輸送の比較)
  9-2 空気輸送方式の概要と選定
  9-3 機械式輸送の概要と選定
10.粉体プロセスのトラブル
  10-1 トラブルに対する心構え
  10-2 トラブルが発生する工程とトラブルの内容
  10-3 トラブルの分類と具体的な事象例
【質疑応答・名刺交換】

キーワード
微粒子,凝縮,分散,混合,粉体,研修,講習会
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