単なる技術的説明に止まらず、測定に必要な情報収集から前処理、最適な手法の選択、解析方法について、具体的事例を基にわかりやすく解説します!

事例を中心とした異物混入の分析・原因解明技術【大阪開催】
~検出から異物分析、成分同定・原因解明までのフロー~

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セミナー概要
略称
異物分析【大阪開催】
セミナーNo.
170714
開催日時
2017年07月06日(木) 12:45~16:15
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
ドーンセンター 4F 大会議室3
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。

■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付
講座の内容
趣旨
異物問題において、担当者は以下の点に留意して取り組む必要があります。
1.何が異物とされるかは、その時代の価値観によって刻々と変化する。
2.混入原因は、原材料・製造環境と関係する。
3.分析依頼に至る場合、相手は何らかのトラブルを抱えている。
4.異物の成分が分かっただけでは、意味がない。
5.異物が生のままで混入しているとは限らない。
6.形状・性状などを拠り所に判断する重要性。

これらのポイントを踏まえながら解説しますので、混入異物への対処方法について短時間で理解できます。製品検査、品質管理、分析・組成解析等を担当されている技術者の方、ならびに顧客相談窓口、営業の方にも役立つ内容です。

セミナーの最後に異物分析相談会を実施します。異物混入でお困りのサンプル、写真等をお持ち下さい。その場で測定法のご提案、分析可否の判断、分析依頼についてのご相談などお受け致します。
 
プログラム

1.なぜ異物は発生するのか?(被害拡大防止のために)
  1.1 異物の定義・種類
  1.2 最近の異物発生事例と特徴
  1.3 代表的な混入物質(繊維、毛髪、昆虫、カビ、その他)

2.異物の検知(見えない異物をどのように捕らえるか?)
  2.1 濾過捕集-光学顕微鏡観察、その他検知法
  2.2 X線マイクロCT等、各種検査装置

3.検知した異物を分析する前に
  3.1 事前の情報収集ならびに混入形態の確認
  3.2 異物の分野ごとの特徴

4.異物分析の前処理
  4.1 異物の性状確認(簡易識別)
  4.2 サンプリングに必要なツール

5.分析機器の原理・特徴および組み合わせ
  5.1 EPMA(SEM-EDX)、顕微IR、XRD、Raman、その他代表的手法
  5.2 成分同定に至るまでのフロー
  5.3 異物分析事例と結果の解釈について

6.分析結果から正確な組成情報を得るには?
  6.1 原因解明への道程
  6.2 異物の分析結果が原因物質と直結しないケース

7.質疑応答・個別相談会
  ※ 個別相談は、セミナー終了後にご希望の方を対象に行います。
  ※ 受講者の方には、主催より事前に相談シートをお送りします。
  ※ 受講者が多い場合は、相談の順番や時間を調整させていただく場合があります。
 

キーワード
異物、分析、解析、前処理、スペクトル、解釈、講義、情報、研究、開発、セミナー
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