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目的に応じた導電性複合材料を作製するための必須講座!PTC特性の発現メカニズムから定量的解析まで詳解!

導電性フィラー分散高分子の作製とその評価【大阪開催】

~フィラーは高分子のどこに入るのか?室温時の抵抗を低下させ、高温時の抵抗を上げるには?高分子とフィラーのインターラクションは?最も良いフィラーは?~

セミナー概要

略称
導電性フィラー【大阪開催】
セミナーNo.
170716  
開催日時
2017年07月03日(月)10:30~16:00
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
大阪産業創造館 5F 研修室B
講師
大阪市立大学 大学院 工学研究科 化学生物系専攻
        高分子科学研究室 教授 博士(工学) 堀邊 英夫 氏

<ご専門>
 高分子科学(導電性複合材料、PVDFの結晶構造、レジスト等)

<学協会等>
 応用物理学会代議員、日本放射線化学会理事、プラスチック成形加工学会運営委員、高分子学会等

<ご略歴>
 1985年 京都大学工学部合成化学科卒業
 1985年 三菱電機(株)先端技術総合研究所 研究員/主任研究員/主席研究員
 1997年 博士(工学)(大阪大学)
 2003年 高知工業高等専門学校物質工学科 助教授
 2007年 金沢工業大学バイオ・化学部 教授
 2013年 大阪市立大学大学院工学研究科 化学生物系専攻 教授
 2014年 大阪市立大学新産業創生研究センター 所長(兼任)
 2007年 大阪大学 招聘教授(兼任)
価格
非会員: 49,980円(税込)
会員: 47,250円(税込)
学校関係者: 10,800円(税込)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。

■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食・資料付

講座の内容

受講対象・レベル
・高分子,導電性複合材料の研究や開発に関わる方
 
習得できる知識
・導電フィラー分散高分子複合材料
・PTC(Positive Temperature Coefficient)特性-温度に対する抵抗率変化-
・PTC特性から見た高分子とフィラーのインターラクション
 
趣旨
 ポリマーに金属粉末,カーボンブラック(CB),カーボンナノチューブ(CNT)などの導電フィラーを充填し作製した導電フィラー分散高分子複合材料は,フィラーが複合材料中でネットワーク状に連なり導電パスを形成するため,特異な電気特性を示す.特に結晶性ポリマーからなる導電性複合材料は,温度上昇とともに電気抵抗率が増加する正の抵抗温度係数(PTC: Positive Temperature Coefficient)特性を示す.PTC特性を示す材料はその特性から永久ヒューズ,温度センサー,ヒーターなどに応用可能である.導電性複合材料を永久ヒューズに応用する場合,室温抵抗率が低くかつ高温抵抗率が高く,抵抗率の増加が温度に対して急峻である必要がある.この目的に応じた導電性複合材料を作製するためには,PTC特性の発現メカニズムの解明が重要である.
 本講演では,フィラーはそもそも高分子のどこに入っているのか,室温時の抵抗を低下させ,一方,高温時の抵抗を上げるというトレードオフの関係を達成するためには、PTC特性の発現はどのような機構で起こるのか,高分子とフィラーのインターラクションについて,懇切に紹介したい.
 
プログラム
1.導電フィラー分散高分子材料とは?
  1-1.PTC(PTC: Positive Temperature Coefficient)特性とは
  1-2.複合材料の導電性発現機構
  1-3.高分子の種類とPTC特性との関係
  1-4.フィラーがCBの場合のPTC特性-最適なCBは-
  1-5.フィラーが金属の場合のPTC特性-最適な金属は-

2.ポリマーの結晶化度とフィラー分散高分子のPTC特性との関係
  2-1.ポリマーの結晶化度の評価法
  2-2.ポリマーの結晶化度とフィラー分散高分子のPTC特性
  2-3.フィラー充填量とポリマーの結晶化度
  2-4.フィラー充填量とフィラー分散高分子のPTC特性

3.フィラー分散高分子の溶融後の冷却速度の導電性への影響
  3-1.溶融後の冷却速度とポリマーの結晶化度
  3-2.ポリマーの結晶化度と室温抵抗率
  3-3.ポリマーの結晶化度とPTC特性

4.結晶性高分子/Ni複合材料のPTC特性
  4-1.Ni充填率と複合材料の室温抵抗率
  4-2.Ni充填率と複合材料のPTC特性
  4-3.高分子とフィラーのインターラクション
  4-4.FITモデル

5.ポリマーの分子量と複合材料の導電性
  5-1.HDPEの分子量と複合材料の導電性
  5-2.PMMAの分子量と複合材料の導電性

6.非晶性ポリマーと複合材料のPTC特性
  6-1.非晶性ポリマーにおけるフィラーの分散性(SEM写真)
  6-2.非晶性ポリマーにおけるPTC特性

7.複合材料のPTC特性の定量的解析
  7-1.パーコーレーション理論における閾値の定義
  7-2.ポリマーの体積膨張及び結晶化度を考慮したPTC特性
  7-3.絶縁領域の抵抗率になる温度での複合材料の見かけのフィラー充填率
 
キーワード
導電性、フィラー、分散、PTC、複合材料、研修、講座、講義、情報、研究、開発、セミナー

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