金属材料の破断面解析技術の基礎と解析事例
破断面の取り扱い方、肉眼と電子顕微鏡で観察した時の様子、故障までにかかっていた荷重などの推定、破損原因を特定する事例など詳解!

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セミナー概要
略称
金属材料破断面解析
セミナーNo.
170738
開催日時
2017年07月19日(水) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
江東区産業会館 第1会議室
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名様申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名様同時申込の場合、2人目無料(2名で49,980円)になります。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
特典
セミナー終了後に受講者よりご希望があれば自社の損傷品の相談等もお受けいたします。
定員
30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
備考
昼食・資料付
講座の内容
習得できる知識
1:フラクトグラフィの基礎
2:破断面の採取から肉眼観察による破損原因の推定法
3:破断面の観察体験
4:ミクロ観察による応力などの推定

趣旨
 製品、工具などが破損もしくは損傷したとき,「なぜ壊れたのか?」という原因を調べて改善をすることは,とても大切なことです。しかし,壊れた物から原因の推定するためには,ある程度の知識と経験が必要となってきます。このセミナーでは,このような知識と経験が無い方向けに,金属の壊れた部分(破断面)の解析の仕方について説明をいたします。
 セミナーの内容は,はじめに解析で守るべき破断面の取り扱い方について説明します。
 次に様々な破壊モードの破断面について,肉眼と電子顕微鏡で観察した時の様子を説明します。
 次に,近年は観察するだけでなく,故障までにかかっていた荷重などを破断面から推定すること求められるケースもあります。そうした定量的な解析方法について説明いたします。
 最後に,破断面から破損原因を特定する事例の紹介をいたします。
 特にこれから損傷調査を始めようとする方に,わかりやすく解説することを心がけております。また、実際に破断面についてお困りであれば、その破断面をお持ち頂いて、観察しながら相談に乗ることも可能です。多くの方の参加をお待ちしております。

プログラム
1.フラクトグラフィ概論
 1-1.はじめに
 1-2.解析機器
 1-3.破断面の取り扱い
  a 破損部の特徴の把握
  b 破断面の保護
  c 破断面の洗浄

2.マクロ破断面の典型的な例
 2-1.マクロ破断面の解釈の仕方
 2-2.破壊メカニズムごとの典型的なマクロ破断面例の紹介
   脆性、延性、疲労、環境
 2-3.マクロ破断面の解析事例紹介

3.ミクロ破断面の典型的な例
 3-1.ミクロ破断面の解釈の仕方
 3-2.破壊メカニズムごとの典型的なミクロ破断面例の紹介

4.フラクトグラフィと破壊力学を用いた破断面解析法
 4-1.ストライエーション間隔からの応力範囲及び寿命の推定
 4-2.破壊機構マップを活用した応力範囲の推定

5.破損事故解析例
 5-1.チェーンの疲労破断面
 5-2.アウトリガーボルトの疲労破壊
 5-3.減速機の疲労破壊
 他数事例
スケジュール
10:30~12:00 講義
12:00~12:40 昼食
12:40~14:20 講義
14:20~14:30 休憩
14:30~16:00 講義
16:00~16:30 Q&A
キーワード
金属,破面,フラクトグラフィ,講習会,情報,セミナー
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