高分子製品長もち化の設計と劣化評価法
-長寿命化のための構造制御、および各種劣化評価法とケミルミネッセンス-

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セミナー概要
略称
高分子長もち化
セミナーNo.
170743
開催日時
2017年07月24日(月) 12:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
江東区産業会館 第4展示室
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付
講座の内容
受講対象・レベル
プラスチック・ゴムの研究開発、製造、品質管理に従事している若手,中堅の技術者
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします
習得できる知識
・各種インフラ設備に使用されている高分子製品の長寿命化のための分子設計
・高分子の結晶構造と力学物性、耐久性
・高分子製品の劣化に関する各種評価法の基礎と事例
・劣化の極初期を捉えることのできる“化学発光法”(ケミルミネッセンス法)に
 関する基礎と各種応用事例
趣旨
 各種高分子製品の長もち化を科学的に追及することは、資源問題、環境問題、さらに製品の信頼性の観点から非常に重要です。これに対しては、高分子原料の構造設計の段階から高性能化を図り、耐久性を向上させることが重要であり、特にパイプなどの社会インフラ設備に使用されるプラスチックでどのように高性能化のための分子構造設計がなされているかについて、結晶構造、非晶構造(タイ分子)の観点から解説します。
 一方、高分子製品の劣化度や寿命を適切に、しかもなるべく短時間で判定することが求められています。現在、活用されている劣化度判定法について概説するとともに、極初期の酸化劣化を高感度で捉えられるとして注目を浴びているケミルミネッセンス法の基本と解析法について解説し、各種高分子の熱酸化劣化、光劣化、機械的劣化、電気劣化などへの応用例を示します。
プログラム
1.高分子製品の長もち化に向けた分子設計の基本的考え方

2.高分子材料長寿命化(機械的耐久性)の設計
 2-1 固体状態でのタイ分子の役割
 2-2 タイ分子と高次構造との関係
 2-3 結晶構造、タイ分子への分子構造の影響
 2.4 高性能パイプ、大型ブロー用HDPEの高性能化と促進評価法
  (1) 高耐久性のための分子構造設計
  (2) 促進試験と評価法

3.高分子製品の劣化度評価
 3-1 サービス安定性とプロセス安定性
 3-2 高分子の劣化要因 (熱、光、放射線、機械的外力、電気、等)
 3-3 各種劣化試験方法
 3-4 高分子の劣化度評価方法
 3-5 高分子の寿命予測
 3-6 高分子の長もち化の取り組み

4.高分子の化学発光(ケミルミネッセンス)
 4-1 化学発光の原理
 4-2 医学生理学分野の応用例
 4-3 食品分野の応用例
 4-4 高分子材料の化学発光
  (1) 高分子の化学発光に関する研究の歴史
  (2) 熱酸化劣化と化学発光
  (3) 光劣化と化学発光
  (4) 機械的外力と化学発光
  (5) 電気的劣化と化学発光
  (6) 測定技術の進歩

【質疑応答・名刺交換】
キーワード
高分子,劣化,寿命,耐久性,設計,セミナー,研修,講習
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