基礎から実践的な分析のコツまでを解説!
高分子材料中の添加剤の分析法:基礎~実践ガイド
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セミナー概要
- 略称
- 添加剤分析
- セミナーNo.
-
180119
- 開催日時
- 2018年01月26日(金)10:00~16:30
- 主催
- (株)R&D支援センター
- 問い合わせ
- Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
- 開催場所
- 商工情報センター(カメリアプラザ) 9F 第2研修室
- 価格
- 非会員: 49,980円(税込)
会員: 47,250円(税込)
学校関係者: 10,800円(税込) - 価格関連備考
- 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問 - 備考
- 昼食、資料付
講座の内容
- 趣旨
- 主としてプラスチックを対象として、添加剤分析に必要な知識・技術を「分析目的別」「測定技術別」「分析対象別」で整理して、基礎から実際のコツまで解説する、
「分析目的別」の解説では次の3種を取り上げるが、最も面倒な②に注力する。
1.Target analysis:分析したい添加剤が決まっている。代表例は、自社品の品質管理のための定量分析
2.Non-target analysis:特定の添加剤ではなく、配合されている全添加剤を知る分析。代表例が他社品の添加剤配合の分析であり、定性の比重が高い。
3.作用機構・現象の解析:ブリードや変色トラブル
「測定技術」では、最新の装置についても触れるが、むしろ、普通の装置での分析や泥臭い分析法を重視する。
「分析対象別」では、HALSやリン系酸化防止剤、カルボン酸塩、帯電防止剤等、分析しにくいものを重視する。 - プログラム
- 1.序:添加剤分析の意義・目的
2.概論(1):添加剤の種類と効用
3.概論(2):目的別分析指針
4.概論(3):添加剤分析に使用される分析法の使い分け
(各種分光法、質量分析、クロマトグラフィー、化学分析等々)
<各論>
5.共通前処理技術:添加剤の分離・濃縮のための前処理
5-1 添加剤を基材から分離するための前処理技術
5-2 添加剤のグループ分けのための前処理技術
6.既知試料中の特定添加剤の定量の進め方
(赤外、紫外、NMR, GC, HPLC、熱分析等)
7.添加剤分析のための赤外吸収スペクトルの読み方
8.未知試料中の添加剤の定性分析(1):基礎編
(HPLC/MS、HPLC/FTIR、TLC/FTIR等、多くの分析法を紹介)
9.添加剤別分析ガイド
(添加剤全般に触れるが、HALS、リン系酸化防止剤、カルボン酸塩、帯電防止剤を重視)
10.未知試料中の添加剤の定性分析(2):実践編
(分析のフロー、分析のコツ、分析例)
11.成形品における添加剤の状態分析
(ブリード、分散状態、相互作用)
12.添加剤に由来する品質トラブルの分析
(ブルーム、変色、臭い等)
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