2018年02月21日(水)
10:30~16:30
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp
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非会員:
50,906円
(本体価格:46,278円)
会員:
48,125円
(本体価格:43,750円)
学生:
11,000円
(本体価格:10,000円)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
■ 会員登録とは? ⇒
よくある質問
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
・メーカーの技術者、研究者
・研究開発部門のリーダー、戦略・企画担当者
(事例は消費財よりも産業財、生産財を中心に紹介します)
*マーケティングを体系的に学んだことのない方の受講を想定しております。
・技術者・研究者が知っておくべきマーケティングの基礎知識
・市場情報収集やヒアリングを行う際の情報ソースとその収集・分析方法
・多様な仕事に応用する事業戦略立案手法
・市場・顧客起点で考えるためのコツ
・「売れる製品」を生み出すためのチェックポイント
メーカーの技術者・研究者にとって、市場・顧客を起点に考えるマーケティングは必須なものと言えます。これは皆さんも実感をお持ちと思います。ただ皆さんの仕事は、技術探索、技術開発、製品改良、新製品開発、さらに新事業創出と多岐に渡り、多様な仕事への応用が求められております。例えば、既存製品企画・改良と新機会探索では一見手法が異なります。しかし、検討するコツが分かれば基本は同じことで、其々の場合に容易に応用できるようになります。講義と小演習を組み合わせ、マーケティングの基本の理解と仕事にあった活用のために、本セミナーを提案したいと思います。
小演習について
・皆さんがセミナーで学んだことを仕事に活かすための手がかりとして、限られた時間ですが手法を活用する個人演習を行い、その場で質問にお答えするともに、活用上の留意点をご説明したいと思います。
1.マーケティングの必要性と、その誤解を解消する基礎知識
1-1.マーケティングの必要性
―膨らみを考える
―リードユーザー不在の時代の企画
―腹落ち感のある新たな市場と変化の先読み
1-2.マーケティングについての誤解を解消する基礎知識
―良くあるマーケティングについての誤解
*市場調査、得意先指向、セリングや製品企画・広告宣伝との違い
―誤解を解消する基礎知識
*3C―Customer(顧客)、Competitor(競合)、Company(自社)、
もう一つのC:PEST(Politics(政治)、Economy(経済)、Society (社会)、Technology(技術))
*STP―Segmentation、Targeting、Positioning
セグメンテーション(分類) 網羅的してシンプルにする
ターゲッティング(狙う市場・顧客)新顧客発見と注力
ポジショニング (位置取り)どう差別化するか
*4P―Product、Price、Place、Promotion
プロダクト ニーズ・機能・技術で製品・サービスを描く
プライス 大きな対価を得るための構想
プレース 顧客とコラボし価値を提供
プロモーション 価値の顧客への伝達
1-3.マーケティングの定義とイノベーションとの違い
2.戦略を考える道具と事業戦略とマーケティングの関係
2-1.戦略とは
2-2.3つの戦略とマーケティング
2-3.戦略を考える道具-
―大きくビジネスを捉える価値連鎖と事業ポートフォリオ
―戦略の基礎知識としての競争戦略と成功要因
―実現のための資源配分の枠組み
3.事業戦略立案のステップとしてのマーケティング手法の理解
3-1.技術者のマーケティングの多くが含まれる事業戦略立案ステップ
― 新事業、製品企画、拡販での位置づけ
3-2.広げることと選ぶこととストーリーにすること
―広げる手法としての3Cとコンセプト化
―選ぶ手法としてのSWOTと魅力度適合度評価
―全体の検討がストーリーになることが大切
※Strength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会)、Threat(脅威)
4.小演習
4-1.3C、STP、4Pの手法を使って、自社の機会のアイデアを洗い出しストーリー作ってみる
4-2.小演習の補足
5.マーケティング・リサーチ
5-1.新事業、製品企画、拡販とマーケティング・リサーチ 要作成
5-2.定量と定性のリサーチ
5-3.VOC(Voice of Customer)の把握
5-4.リサーチの検討ステップ
5-5.活用できる調査レポート、データベース、調査機関例
6.市場と技術をマッチさせるためのMFT (Market-Function-Technology)
6-1.顧客が買うのは技術ではなく機能
6-2.機能を軸に技術と市場をマッチさせる -MFTツリー
7.マーケティング強化に必要なスキル
7-1.知識に加えてスキルと動き方・頭の使い方が大切
7-2.必要となる基本スキルと動き方・頭の使い方
目的・論点設定と仮説・情報収集・検証サイクル
仮説と情報・知識の関係
仮説のきっかけとしての顧客観察
8.全体まとめ
8-1.これら検討を進める上での留意点
8-2.売れる製品の必要条件と十分条件
<質疑応答・名刺交換・個別相談>