医療現場の実情から見える、診断、治療に関する潜在ニーズとは?

敗血症および敗血症性DICの診断・治療の現状と医療現場が求める新薬像
~定義・診断基準の変遷を踏まえた今後の展望は?~

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セミナー概要
略称
敗血症
セミナーNo.
180366
開催日時
2018年03月20日(火) 13:00~16:00
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。

■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付き
講座の内容
趣旨
 2016年2月,敗血症(sepsis)の定義が15年ぶりに大きく改定され,“敗血症および敗血症性ショックの国際コンセンサス定義第3 版(Sepsis-3)”が発表されました(JAMA 2016; 315: 801-810).敗血症は“感染症に対する制御不能な宿主反応に起因した生命を脅かす臓器障害”と定義され,臓器障害を伴う病態のみを“敗血症”と定義することになりました.この背景には,これまで十数年にわたって使用されてきたSIRS(systemic inflammatory response syndrome,全身性炎症反応症候群)頼みといえる敗血症の定義である“感染に伴ってSIRS診断基準を満たした状態(Chest 1992; 101: 1644-1655)”では,感染症で臓器障害を発症しているもののSIRS診断基準を満たさない重症敗血症が約12%存在する(NEJM 2015; 372: 1629-1638)などの敗血症見落としに関する報告があります.
 本講演では,今後臨床現場において広く普及していくことが予想される新しい敗血症の定義・診断基準であるSepsis-3を正しく理解して頂くために,敗血症の定義に関するこれまでの変遷について解説を加える予定です.さらに,敗血症に関連した臓器障害の一つであると考えるべきDICについて,本邦と欧米の認識の違いについて学び,新しく発表された敗血症関連のガイドライン(日本版敗血症診療ガイドライン2016,SSCG2016)におけるDIC治療薬のポジショニングを踏まえ,医療現場が求めるDIC治療薬の新薬像を探ってみたいと思います.
プログラム

 1.敗血症の診断基準とは?
  1-1 感染に伴うSIRS
  1-2 全身所見をともなう感染
  1-3 臓器不全と敗血症
  1-4 Sepsis-3
  1-5 敗血症と診断マーカー
  1‐6新敗血症診断基準でICU診療はどう変わるか?
  1-7敗血症および敗血症性ショックの治療の問題点と医療ニーズ
 2.敗血症性DICとは?
  2-1 DICの診断基準
  2-2 SIRSとDIC
  2-3 欧米の認識
  2-4 本邦の認識
  2-5 日本版敗血症診療ガイドライン2016,SSCG2016
  2-6 DIC治療薬の新薬像

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