企業として考えるべき特許戦略についての方向性を探る!

判決事例を踏まえた医薬品特許の判断の動向と知財戦略
~新規性・進歩性/明細書の記載要件と範囲/プロダクト・バイ・プロセス・クレーム/存続期間延長~

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セミナー概要
略称
医薬品特許
セミナーNo.
180453
開催日時
2018年04月24日(火) 13:00~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
江東区産業会館 第1会議室
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。

■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付き
講座の内容
習得できる知識
・特許審査の最近の傾向
・医薬発明の審査基準の動向
・医薬品分野の特許要件・記載要件に関する判決事例の最近の傾向
・医薬品特許の権利解釈に関する判決事例の最近の傾向
・特許権の存続期間の延長に関する判決事例の最近の傾向
・今後の特許戦略の構築に必要な知見
趣旨
 医薬品の特許戦略は、企業の経営戦略として重要な役割を担っており、とくに、特許権の取得と権利行使は、医薬品の収益力を大きく左右する重要な観点です。
 本講演では、医薬品分野の特許要件や権利解釈に関する最近の裁判例をご紹介し、実務上の留意点について解説します。講演者は、特許庁で20年間、医薬品分野を中心に特許審査・審判を担当しており、講演者の実務経験に基づく講演が行われる予定です。
プログラム

 1. 最近の医薬品特許の動き
  1.1 医薬品分野の特許出願の動向
  1.2 医薬品分野の特許審査の傾向
  1.3 医薬発明の審査基準の運用

 2. 医薬品分野の特許要件の判断に関する最近の傾向
  2.1 新規性・進歩性に関する特許審査の傾向
  2.2 新規性・進歩性について争われた最近の判決事例
    2.2.1 発明の効果の主張が争われた事例
   (アレルギー性眼疾患事件:知財高裁平成29年11月21日判決/平成29年(行ケ)10003号)
    2.2.2 周知技術の考え方が争われた事例
   (眼科用組成物事件:知財高裁平成29年8月29日判決/平成28年(行ケ)10162号)
    2.2.3 引用発明の組合せが争われた事例
   (動脈硬化予防剤事件:知財高裁平成26年9月10日判決/平成25年(行ケ)10209号)
   (輸液製剤事件:知財高裁平成26年7月16日判決/平成25年(行ケ)10089号)
    2.2.4 用法・用量に関する医薬発明について争われた事件
   (ゾレドロネート事件:知財高裁平成26年12月26日判決/平成26年(行ケ)10045号)
    2.2.5 新規性喪失の例外について争われた事例
   (NK細胞活性化剤事件:知財高裁平成29年11月30日判決/平成28年(行ケ)10279号)

 3. 医薬品分野の記載要件の判断に関する最近の傾向
  3.1 明細書の記載要件に関する特許審査の傾向
  3.2 明細書の記載要件について争われた最近の判決事例
    3.2.1 医薬データの開示の程度が争われた事例
   (脂質含有組成物事件:知財高裁平成29年10月13日判決/平成28年(行ケ)10216号)
    3.2.2 特許請求の範囲の用語の解釈が争われた事例(添加シュウ酸と解離シュウ酸)
   (オキサリプラチン事件:知財高裁平成29年3月8日判決/平成27(行ケ)10167号)
    3.2.3 特許請求の範囲の用語の明確性が争われた事例
   (眼科用清涼組成物事件:知財高裁平成29年1月18日判決/平成28年(行ケ)第10005号)
    3.2.4 分割出願の適否について争われた事例
   (ピタバスタチンカルシウム事件:知財高裁平成30年1月15日判決/平成28年(行ケ)10278号)

 4. 医薬品特許の権利侵害の判断に関する最近の重要判決
  4.1 医薬品分野の均等侵害について争われた事例
   (マキサカルシトール事件:最高裁平成29年3月24日判決/平成28年(受)1242号)
  4.2 特許請求の範囲に記載された用語の解釈について争われた事例
   (オキサリプラチン事件1:知財高裁平成28年12月8日判決/平成28年(ネ)10031号)
   (オキサリプラチン事件2:知財高裁平成29年4月27日判決/平成28年(ネ)10103号)
  4.3 プロダクト・バイ・プロセス・クレームについて争われた事例
   (プラバスタチン事件:最高裁平成27年6月5日判決/平成24年(受)1204号、2658号)
  4.4 特許権の存続期間の延長について争われた事例
   (アバスチン事件:最高裁平成27年11月17日判決/平成26年(行ヒ)356号)
  4.5 存続期間が延長された特許権の効力について争われた事例
   (オキサリプラチン事件:知財高裁平成29年1月20日判決(平成28年(ネ)10046号)

 5. 今後の特許戦略の課題と方向性
  5.1 最近の判決事例を踏まえた今後の特許戦略について
  5.2 今後のLCM戦略について(研究開発とジェネリック)
  5.3 AI関連技術(人工知能)の影響について

【質疑応答・名刺交換】
 
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