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近年、化粧品の商品サイクルは非常に短くなっており、処方開発にもスピードが求められている。しかしながら、日々の業務に追われ、処方化の基礎を学ぶことに十分な時間を割くことができないのが現状ではないかと思われる。
本セミナーでは、若手の化粧品処方開発担当者を対象とし、界面活性剤や乳化、製剤化の基礎的な知識や、界面活性剤の選択方法等についての説明を行う。
またさらに乳化製剤にフォーカスし、安定化のポイントや処方上のテクニック等についても紹介する。
こういった基礎の部分をしっかりと理解しておくことが、処方開発スピードの短縮化へ繋がるものと確信している。本セミナーが今後の処方開発の一助となれば幸いである。
1.界面活性剤とは
1-1.界面活性剤の特徴
1-2.界面活性剤の種類
1-3.界面活性剤のHLB
1-4.HLB測定方法
2.酸化エチレン系界面活性剤の特徴
2-1.曇点
2-2.転相
3.乳化、可溶化
3-1.乳化、可溶化とは
3-2.可溶化力の高い界面活性剤とは
3-3.化学的乳化方法と物理的乳化方法
3-4.乳化に影響を及ぼす因子
4.分散
4-1.分散とは
4-2.安定な分散状態を得るためには
4-3.分散に適した界面活性剤
5.さまざまな乳化方法
5-1.HLB乳化法
5-2.液晶乳化法
5-3.D相乳化法
6.乳化物の安定化
6-1.乳化物の不安定化機構
6-2.ストークスの式
6-3.安定な乳化物を得るためには
7.その他化粧品原料
7-1.油剤
7-2.保湿剤
7-3.界面活性剤の挙動、乳化に影響を及ぼす成分
8.まとめ
【質疑応答・名刺交換】