薬物動態学 入門講座
~薬学のバックグランドを持たない人でも理解できる“教科書では学べない”基礎を概説します~

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セミナー概要
略称
薬物動態
セミナーNo.
181159
開催日時
2018年11月13日(火) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
江東区産業会館 第2会議室
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
■ 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ・1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無
料)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
■ 学生価格は、教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。
また、当日学生証をご持参ください。
定員
30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
備考
昼食・資料付き
講座の内容
趣旨
製薬企業や食品関連企業で薬物動態や製剤の研究・開発に携わろうとする方や、薬物動態学の基礎を整理しておきたい方などを対象に、必ずしも薬学のバックグランドを持たない人でも理解できる、“教科書では学べない”薬物動態学の基礎を概説します。新人や異動者の現場導入教育としても最適です。今回は,要望の多い,「薬物トランスポーター最前線」と「特定機能性(表示)食品と薬物動態試験」をトッピクスと致しました.
プログラム
 1.薬物動態学とは.薬物動態学がカバーする範囲
   ・ファルマコカイネティクスとファルマコダイナミクス
   ・経口剤の全身暴露を阻む7つの関門
 2.添付文書・インタビューフォームに記載されている動態用語の基礎知識
   ・Cmax とTmax
   ・AUC
   ・消失速度と半減期
   ・分布容積とクリアランス
   ・生物学的利用率と吸収率
   ・線形性と依存性
   ・食事の影響や動態の変動はどこまで許容されるか?
 3.動態学的パラメータの解釈と算出方法(簡単な演習問題をつけて)
   ・実際にパラメータを計算してみよう.
 4.薬物の吸収,分布,代謝,排泄のエッセンス
   ・早期探索段階での薬物動態・毒性プロファイル評価がなぜ重要か?
   ・探索段階における in vitroスクリーニングチェック項目
   ・創薬におけるBCSの概念
   ・pH分配仮説
   ・“タンパク結合”の持つ意味
   ・薬物代謝の様式 CYPは普通の酵素とここが違う!
   ・なぜ単酵素代謝が嫌われるか?
   ・なぜCYP2C19や2D6での代謝が気になるか?
   ・なぜCYP3A4の阻害/誘導が気になるか?
   ・なぜCYP1Aの誘導が気になるか?
 5.医薬品の物性値と動態パラメータ(リピンスキールールの動態的再検証)
   ・Rule of Five (Lipinski rule)とは.
   ・薬物の物性と代謝・排泄パターンの関係
   ・あるLogP値を超えると,動態的な“行儀”が悪くなる.
   ・あるLogP値を超えると,毒性的な“行儀”が悪くなる.
 6.医薬品の探索段階で起こりえる動態的諸問題
   ・毒性試験における動態の役割と毒性投与量の設定
   ・反復投与試験
 7.医薬品の開発段階で起こりえる動態的諸問題
   ・ヒト動態の予測
   ・非線形な動態
   ・Flip-Flop型動態
   ・薬物間相互作用
   ・定量限界以下のデータの取り扱い
 8.<トピックス1>薬物トランスポーター最前線
 9.<トピックス2> 特定機能性(表示)食品と薬物動態試験
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