座学と実技をセットにすることで、基本知識の習得とテクニック、ノウハウの習得の両方を提供!

講義と実技で学ぶ!赤外分光の基礎と実践【ラボ実体験付】
~サンプリングから測定、スペクトル解析まで実体験~

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
赤外分光【ラボ実体験付】
セミナーNo.
181204
開催日時
2018年12月11日(火) 10:00~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  48,125円 (本体価格:43,750円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計86,400円(1名につき43,200円)です。

■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
特典
【セミナー受講特典コンサルティング】
 〇セミナー受講特典コンサルティング
 セミナーに受講して名刺交換をさせて頂いた方への特典サービスとして、初回限定で限定特別料金にてコンサルティングをご利用いただけます。技術的な相談はもちろん、戦略相談、オンサイトセミナーなど、依頼条件を満たす限り原則として実施内容、方法に制限はありません。
 技術コンサルティングには興味があるが利用したことがないので、どのようなものか良くわからず正式依頼に踏み切れない、決裁を取るために一度ディスカッションしたいという方は、是非この機会に、JRLのコンサルティングを御体験ください。限定特典ではありますが、必ず満足のいただける内容でお応えします。
<依頼条件>
 ・初回1回のみ
 ・セミナー実施日より3カ月以内に依頼が成立
 ・費用:内容によらず定額の限定特別料金
定員
30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください
備考
資料付き
(昼食はついておりません。セミナー後、ラボ見学開始の時間までに外でご自由にお取りください)

【ラボ見学について】
ラボ見学では時間の関係上、すべの装置を体験いただけない場合がございます。
代表者に体験していただき、それを周りから見学していただきます。
出来る限り体験できるよう努めてまいります。
講座の内容
受講対象・レベル
・FTIR初心者
・社内でFTIRを指導する人
・FTIRを上手く使いこなせていない人
・良いスペクトルが取れずに悩んでいる人
・スペクトルサーチが使いこなせていない人
習得できる知識
・赤外分光法の各種測定法
・アタッチメント特徴と測定技術
・様々な試料・目的に合わせた測定法
・スペクトル処理・解釈の考え方
・混合物解析の実際の手順
・赤外分光法を用いた問題解決の手順
趣旨
赤外分光法は、その特徴からも主に有機化合物の化学構造や高次構造の解析手段として研究、開発され、今日では研究・開発だけでなく工場でのインライン評価などにも幅広く一般に使用されています。近年になって、ATR法を初めとした様々な測定法の開発や装置の改良等によって、従来困難であったような試料も容易に測定が可能となり、今日においてはなくてはならない基本的な測定手法としてその地位を確立しています。しかし、実際の測定や解析においては教科書や座学だけでは修得できない様々なテクニックやノウハウ、ポイント、注意点が数多くあります。
本講座は、座学と実技をセットにすることで、基本知識の習得とテクニック、ノウハウの習得の両方を提供します。座学では、より実際の使用、アプリケーション寄りの内容、実務での赤外分光法活用を中心とした構成で赤外分光法の理解をより深めます。実技では、実際に装置を使用してサンプル調整から測定、スペクトルサーチも含めたスペクトル解析を実際に体験することでノウハウやテクニックを学びます。そして、これらをセットにすることで実務への即展開が可能となります。
プログラム

第1部 講義:赤外分光法の基礎と測定方法


1.赤外分光法の基本原理と特徴
  1.1 赤外分光が見ているもの
  1.2 分光分析における吸収の定義
  1.3 赤外分光の波長領域
  1.4 赤外分光分析
  1.5 振動モード
  1.6 気体と液体・固体 (H2O)
  1.7 赤外分光法の長所・短所
  1.8 主な検出器
  1.9 検出器の感度特性
2.代表的な測定法
  2.1 透過法
  2.2 フリンジ(干渉縞)
  2.3 全反射法(ATR)
  2.4 ATR法のバリエーション
  2.5 Geの透過特性
  2.6 FTIR-ATRにおける測定深さ
  2.7 ATR法における注意点
  2.8 ATR補正
  2.9 異常分散によるスペクトルへの影響
  2.10 様々なATRアタッチメント
  2.11 反射法
  2.12 スペクトル例
  2.13 高感度反射の原理
  2.14 拡散反射法
  2.15 スペクトル例
  2.16 主な測定法のまとめ
  2.17 顕微赤外
  2.18 カセグレンレンズによる光学系
3.赤外スペクトル
  3.1 赤外スペクトルの概要
  3.2 主な振動モード
  3.3 主な吸収帯
  3.4 主な有機系官能基の吸収帯
  3.5 周辺環境の影響
  3.6 イオン性官能基の吸収帯
  3.7 赤外分光の構造敏感性
  3.8 指紋領域の利用
  3.9 カルボニル基の判別
  3.10 スペクトルサーチ
  3.11 スペクトルデータベース
  3.12 オープンライブラリ
  3.13 代表的検索アルゴリズム
  3.14 検索アルゴリズムの限界
  3.15 ヒットスコアの罠
  3.16 検索結果の間違い例
  3.17 スペクトルサーチのコツ
  3.18 差スペクトル
  3.19 差スペクトルの利用
  3.20 混合解析
  3.21 系統分析
  3.22 スペクトルパターン
  3.23 帰属の考え方
4.定量分析
  4.1 検量線法
  4.2 検量線法が適用困難なケース
  4.3 ピーク強度比法
5.大気成分補正
  5.1 大気成分(CO2、H2O)
  5.2 窒素パージ法
  5.3 差分法
6.測定条件
  6.1 分解能

第2部:実技((株)エス・ティ・ジャパン)


1.試料作製:KBr錠剤法用サンプルの作成
  ・綺麗なスペクトルをえるためのコツやポイントを解説しながら実際に錠剤を作製
  ・作成後サンプルを透過法により測定
  ・スペクトル良い悪いの判断等について解説
2.透過スペクトルとATRスペクトルの測定と比較
  ・同一サンプルを透過法とATR法で測定して比較することで違いを理解
  ・ATR測定のコツ、ポイントの解説
  ・透過スペクトルの注意点の解説
  ・ATRスペクトルの利点、特徴の体験
3.その他いくつかのサンプルについて実技測定
4.データベース検索と解析方法

  ・内容
   検索アルゴリズムによる違い
   領域選定の効果
   データベース選定の効果
5.異物サンプリング
  ・実際に模擬異物をサンプリングしながらコツを修得
6.顕微測定
  ・サンプリングしたものを実際に測定
スケジュール
10:00~12:00 講義
12:00~13:00 昼食時間+移動時間
13:00~16:30 ラボ見学、実体験
キーワード
研修,講習会
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