エポキシ樹脂の基礎と耐熱性向上技術について概説し、相反関係にある物性を両立する分子デザイン・合成技術について詳解!

エポキシ樹脂の分子構造・硬化性および耐熱性とその他の機能性付与技術

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セミナー概要
略称
エポキシ樹脂
セミナーNo.
190515
開催日時
2019年05月21日(火) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
江東区産業会館 第2会議室
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
■ 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ・1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
■ 学生価格は、教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。また、当日学生証をご持参ください。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食、資料付
講座の内容
受講対象・レベル
主に企業の若手研究者・技術者・開発者・商品企画など
 
習得できる知識
・エポキシ系アプリケーション開発者の樹脂選定に必要な知識
・エポキシ樹脂開発者の分子設計に必要な知識
 
趣旨
 本講座においては電材向けエポキシ樹脂の一般的な耐熱性向上技術の紹介とその課題を基礎物性理論と硬化物データを関連付けながら解説したうえで、高耐熱性と相反関係にある物性を両立する分子デザインとその合成技術について解説する(特にトピックスとして5G対応の高速通信に必要な低誘電・低誘電正接を硬化物に付与する活性エステル型硬化剤を詳しく述べる)。これら分子デザインを応用した最新の特殊エポキシ樹脂およびエポキシ樹脂硬化剤を紹介する。
 
プログラム

1.はじめに
  1-1.DICエポキシ事業の説明
  1-2.代表的な既存エポキシ樹脂

2.各種電気電子材料の技術動向
  2-1.高周波基板
  2-2.半導体パッケージ
  2-3.パワー半導体デバイス

3.エポキシ樹脂の分子構造と性状値(粘度および軟化点)の関係
  3-1.粘度および軟化点の理想設計
  3-2.分子量と性状値の関係
  3-3.骨格の剛直性と性状値の関係
  3-4.水素結合の影響

4.エポキシ樹脂の分子構造と硬化性の関係
  4-1.立体障害の影響
  4-2.官能基濃度の影響
  4-3.官能基数の影響
  4-4.水酸基濃度の影響
  4-5.末端不純物の影響

5.エポキシ樹脂およびフェノール系硬化剤の一般的な耐熱性向上技術の紹介
  5-1.官能基濃度と耐熱性の関係
  5-2.官能基数と耐熱性の関係
  5-3.骨格の剛直性と耐熱性の関係
  5-4.硬化速度の影響

6.耐熱性と相反する諸特性の解説
  6-1.耐熱性×流動性
  6-2.耐熱性×吸湿性
  6-3.耐熱性×誘電特性
  6-4.耐熱性×難燃性
  6-5.耐熱性×柔軟強靭性
  6-6.熱劣化と構造の関係

7.耐熱性と相反する諸特性を両立する分子デザインとその合成技術

8.耐熱性と相反する諸特性を両立する分子デザインを応用した最新の特殊エポキシ樹脂・エポキシ樹脂硬化剤の紹介

キーワード
電子材料、半導体、エポキシ樹脂、耐熱性、劣化、難燃、硬化剤
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