〇 官能評価の種類とばらつきを低減させる工夫とは?
〇 機器分析の実務的手法のポイント

においの官能評価とその見える化方法
☆前回も大好評のセミナーです!
おいしさ・風味、快・不快、臭気・悪臭など定量化・分析のポイントを解説い
※講演項目一部更新いたしました 9/27

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
におい評価・分析
セミナーNo.
191094
開催日時
2019年10月25日(金) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ★1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
■ 学生価格は、教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。
また、当日学生証をご持参ください。

※2019年10月1日以降に開催されるセミナーの受講料は、お申込みいただく時期に関わらず消費税が10%になります。
定員
30名※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食・資料付き
講座の内容
習得できる知識
〇 においの分類
〇 人がにおいを嗅いでいるメカニズム
〇 においの分析方法と原理、その特長と適応事例
趣旨
・においのいくつかの形態を説明
・においの形態ごとの見える化方法の説明
・具体的におい問題の解決スキームを理解する。
プログラム

 1.においのいくつかの形態
  1) ガスとにおいの違いはどこにあるのか?
  2) においの定量化の側面は3種ある。
  3) においには、原臭が存在しない?

 2.嗅覚の検知メカニズムから見た複合臭の特長
  1) 人の嗅覚メカニズムとはどうなっているのか?
  2) 複合臭は、成分に分けてみないほうがよい?
    ・ 飲料、お菓子、ワイン、お香
  3) 嗅覚的ホワイトって何?
  4) オミッション法ってどんな方法?
  5) 嗅覚メカニズムから複合臭を考える
  6) マスキング現象は複合臭の延長?
  7) においの種類としての異臭、悪臭、香気、複合臭の違いはどこにあるのか?

 3.においの単位は?
  1) におい物質濃度とそのにおいの強さの関係
  2) においの強さの単位は?
   ・ 臭気強度、臭気濃度、臭気指数 その定義
  3) 検知閾値、認知閾値、弁別閾値って何のこと?
  4) におい質の単位は決められるの?
   ・ におい物質とにおいの種類
   ・ フレーバーホイールとは?
   ・ 官能によるにおい質の表現とQDA法
   ・ 自動車ISOでのにおい質表現
   ・ SD法とは
  5) オルソネーザルナルなにおいとレトロネーザルアロマとは。

 4.においの見える化方法
  1) 官能評価と機器分析の使いわけ
  2) 日本の悪臭防止法におけるにおいの強さ測定方法の変遷
   ・ 悪臭22物質と三点比較式臭い袋法
   ・ 海外のにおいの強さの決め方事例
  3) 臭気指数表現で注意が必要なこと。

 5.官能評価法って実際どのようにするの?
  1) 分析型官能評価と嗜好型官能評価に違い
  2) 官能評価の種類とばらつきを低減させる工夫
   ・ 2点比較と3点比較法
   ・ SD法
   ・ QDA法
    ・ 順位法
   ・ 建材、室内臭、自動車室内臭のにおい強度の決め方(ISO)
  3) 評価パネルの選定方法
  4) 装置を利用した官能評価
   ・ 検知閾値の測定方法
   ・ 弁別閾値の測定方法
   ・ マスキングの定量化方法

 6.機器分析の種類と特徴
  1) 成分に分離する分析方法と分離しない分析方法
  2) 成分に分離する分析(GC,GCMS)装置
   ・ その原理
   ・ におい嗅ぎGCが必要な理由
   ・ 解析例
   ・ 複合臭に対する成分分析のアプローチ
  3) におい嗅ぎGC,GCMSとは?またその応用
   ・ どういう装置?
   ・ 強さを決める種類
   ・ 注意点は?
   ・ GCMSの出力からアロマクロマトグラムへの変換
   ・ アプリケーションとしての癌臭分析
  4) 複合臭を成分分析できっちり分析する
   ・ ビールの香りを再現できるか?
   ・ 2次元GCMSを利用する。
  5) 成分分析に使われるサンプルの濃縮方法の種類と比較
   ・ HS法とTD法
   ・ 直接加熱、固相抽出
   ・ SPME法
  6) 複合臭・複合香における成分の単離・同定方法
   ・ 蒸留法、抽出法、吸着法

 7.センサ方式
  1) 複合臭分析に期待されるセンサ方式
  2) 1個のセンサを利用したにおいセンサとは?
   ・ においセンサの種類
   ・ においセンサ利用上の注意点
  3) におい識別装置
   ・ 原理(嗅覚レセプターは400個近く必要か?)
   ・ 装置の実際
   ・ 解析方法と主な応用
   ・ ユーザーモードのよるにおいの類似度評価
   ・ スタンダードモードによる臭気指数相当値評価
   ・ ユーザーモードを用いたおいしさ評価
   ・ 繊維業界でISO化された測定方法
   ・ マスキングを装置で評価
   ・ 消費期限設定

 8.快・不快度を調べるのあたって
   1) 快・不快度のスケール
   2) におい識別装置を用いた不快度連続測定の試み

 9.臭気定量にむけて
   1) 異臭分析システム(GCMS)の利用による異臭物質特定
   
 10.複合臭に対する最近のアプローチ
   自動オミッション法による方法
   1) オミッション法の難しさと自動オミッション法
   2) 自動オミッション法のメリット
   3) 自動オミッション法の実例

 【質疑応答・名刺交換】

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