EMC・ノイズの対策や基礎をじっくり解説します!

EMC規制の理解とノイズ対策の基礎

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
EMC・ノイズ
セミナーNo.
200146
開催日時
2020年01月22日(水) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ★1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
■ 学生価格は、教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。
また、当日学生証をご持参ください。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食・資料付
講座の内容
受講対象・レベル
製品のEMC規制や安全規格に関心のある技術者
必要な予備知識
専門的な知識は不要です。
習得できる知識
EMC(EMD)規格、安全適合マーク、国際標準規格、製品安全試験、RoHS指令、社会的責任、持続可能な開発、安全文化と倫理

趣旨
EMS障害の対応に必要な、ノイズ対策の部材・工法・手順に関する知識、電磁妨害源との共存(EMC)から耐える(EMD)に移行しているEMC規格に関する知識、製品安全の根幹にかかわる設計者の責務、機能安全規格、企業倫理、安全文化も含め詳述します。
プログラム
1.ノイズの基礎
 1.1.ノイズとは  
  ・ノイズの定義
  ・ノイズの種類と伝播経路
  ・並行ケーブルと電磁誘導ノイズ
  ・平行する2本の信号線とノイズ
  ・1本の導体はノイズのアンテナ
  ・電気導体のアンテナ効果
 1.2.ノイズ対策の部材
  ・ノイズ除去用LCフィルタの3種類
  ・より線、電線管の遮蔽効果
  ・静電誘導対策用ケーブル
  ・電磁誘導対策用ケーブル
  ・電気用計装ケーブルのノイズ低減接地
  ・3種(静電・電磁・磁気)のシールド
  ・金属板のシールド効果
  ・ノイズシールド、磁性シート
  ・電波吸収シート
  ・周波数/電磁波種類でのシールド材料
  ・導波路と漏洩カット
  ・並行接地導体(PEC)
  ・接地構造体(CBN)
  ・メッシュ接地と環状接地(BRC)
 1.3.ノイズ対策の工法
  ・電子機器用電源の3接地
  ・信号周波数とGND
  ・1点、混成、多点GND
  ・コンピュータシステムの接地工事
  ・シールドケーブル配線でのシールド処理と避雷器
 1.4.ノイズ対策の手順と事例
  ・交流電源線のノイズと対策
  ・交流電源系のノイズ波形
  ・電源ラインのノイズ対策事例 1,2
  ・ノイズ対策とトランス
  ・直流電源線のノイズ
  ・電子機器のノイズ対策の手順
  ・電子機器のノイズ対策・フローチャート
  ・電子機器のノイズ対策の10要素
  ・電子機器のノイズ対策・概念図
  ・電子機器のノイズ対策事例 1,2
  ・ノイズ対策でチェックすべき部位

2.EMC規制の現状 
 2.1.EMC規制の要求
  ・EMC規制の要求とは
  ・電磁共存性とは
  ・EMCの世界
 2.2.EMC規制
  ・EMC規制・規格化の推移
  ・EMC規制・規格の体系
  ・EMC規制・規格の審議団体
  ・EMC規制・審議団体と規格
  ・EMC規制・規格
  ・EMC規制・基本規格
  ・EMC規制・製品別規格
  ・主要製品のEMC規制・規格
 2.3.EMC規制の測定試験
  ・EMI(エミッション)の測定・概念図
  ・近傍磁界解析システム
  ・EMS(イミュニティ)の測定・概念図
  ・車載:CISPR25試験・概念図
 2.4.電磁波のリスク
  ・国際ガン研究機関(IARC)とRoHS
  ・電化製品と電磁波
  ・LED照明・目への危険性
  ・LEDのEMC試験結果
  ・LED照明器具のEMC評価方法に関する一考察
  ・携帯電話の健康障害
  ・ICNIRPの健康防護制限値
  ・医用電気機器と携帯電話端末
  ・盗難防止装置とペースメーカ障害
  ・医用機器におけるEMI事例
  ・電磁波障害事例
  ・EMCと情報セキュリティ
  ・情報盗聴報告(新聞)

3.EMC規制・現状の問題点 
 3.1.健康障害物質 問題
  ・悪魔のサークル
  ・RoHSとWEEE
  ・改正RoHS指令
  ・CEマーク
  ・使用国別の安全適合マーク
 3.2.高電磁界過渡現象 問題
  ・HEMP(高電度電磁パルス)問題
  ・HEMP対策の必要性
 3.3.・医用電気機器規制強化 問題
  ・医用機器の分類と承認要件
  ・EMC規格がCからDへと変更/JIS問題

4.EMC規制を学ぶ上で難しい点 
  4.1.製品安全の規制
  ・製品の安全性・適合評価試験
  ・国際標準規格に見る安全概観
  ・危害発生のプロセスと安全
  ・安全に対する考え方、ALARPモデル
  ・ISO12100既定の危険源
  ・製品安全試験

 4.2.設計者の責務
  ・国際安全規格体系と設計者の責務
  ・設計者の観点によるリスク低減プロセス
  ・リスク低減のポイント
  ・リスクの定義と要素
  ・日本人のリスク認知の実態
 4.3.機能安全
  ・機能安全(IEC61508)の特長
  ・品質モデル(ISO9126-1)の要求
  ・機能安全のためのマネジメント・全体図
  ・自動車の機能安全(ISO26262)の全体図
  ・分散開発に関する要求事項
 4.4.イミュニティ対策
  ・イミュニティ(EMS/EMD)対策とは
  ・イミュニティ性能確認試験と対策
  ・EMS(耐性)障害の要因と切り分け・再現法
  ・外来ノイズ対策

5. EMCを学ぶ上で大切にしていただきたい点
 5.1.仕事に対する責務
  ・仕事に対する責任(法・倫理・徳)
  ・社会的責任規格(ISO26000)
  ・持続可能な開発(SDGs)
 5.2.安全文化と倫理
  ・安全文化と倫理
  ・安全文化と安全マネジメントの関係
  ・デュポン社の安全哲学
キーワード
EMC,ノイズ,基礎,対策,セミナー,研修,講習
関連するセミナー
関連する書籍
関連するDVD
関連する通信講座
関連するタグ
フリーワード検索