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産業用洗浄剤は水系(中性、アルカリ性、酸性)、準水系、非水系洗浄剤と分類され、多くの種類があります。汚れや対象となる部品(材質)にあった最適な洗浄剤の選定とその使用によって、要求にあった洗浄を行うことができます。実際に産業用洗浄剤を毎日の業務でご使用の方々の中には、不具合を感じながらもその改善策に困っている方や、あるいは不具合はないものの洗浄剤の選定方法や使用方法に疑問を持っておられる方もいると思います。
本セミナーでは、はじめに産業用洗浄剤の種類、特徴を解説します。さらに、洗浄対象となる汚れ、部品、洗浄方式を考慮した、洗浄剤を選択する場合に注意すべきポイントを、洗浄メカニズムを含めた洗浄剤の特徴の点から初級者向けに解説します。
また、洗浄性の評価方法や使用液の管理方法について実例を示しながら解説します。実際に洗浄剤を取り扱うにあたり注意すべき法令やSDS(製品データシート)の見方についても簡単に解説します。
1.産業用洗浄剤の種類と洗浄メカニズム
1-1.洗浄剤の種類(水系洗浄剤・準水系洗浄剤・溶剤系洗浄剤)
1-2.汚れの分類(水溶性汚れ、油性汚れ、固体汚れの分類と性質)
1-3.洗浄部品の種類(材質・形状)
1-4.洗浄メカニズム(油性汚れ、固体微粒子汚れ)
2.水系洗浄剤(水系洗浄剤の種類と性質、使用上の注意点等)
2-1.界面活性剤(界面活性剤の種類および洗浄に影響を及ぼす性質)
2-2.アルカリ(アルカリの種類と性質)
2-3.酸(酸の種類と性質)
2-4.その他配合材料(キレート剤、溶剤の種類と性質)
3.準水系洗浄剤(準水系洗浄剤の種類と性質、使用上の注意点等)
4.非水系洗浄剤(非水系洗浄剤の種類と性質、使用上の注意点等)
5.各種洗浄方式・洗浄装置の特徴と洗浄剤の組み合わせ
(スプレー洗浄、超音波洗浄、噴流洗浄等)
6.清浄度の評価方法
7.洗浄剤の管理方法(濃度、温度、使用液の管理)
8.洗浄剤検討の実施例
8-1.水系洗浄剤の実施例
8-2.準水系洗浄剤の実施例
8-3.非水系洗浄剤の実施例
9.洗浄剤の取り扱いに関する注意点(法令・取り扱い)