☆シランカップリング剤に関する基礎的事項から反応メカニズム、分析方法などを解説!

シランカップリング剤の基礎および反応状態の分析方法【LIVE配信】
~反応過程、界面層形成、処理状態の分析方法、被処理材表面の状態評価など~

※オンライン会議アプリzoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
シランカップリング剤【WEBセミナー】
セミナーNo.
201088
開催日時
2020年10月26日(月) 12:30~16:15
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ★1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付

【LIVE配信セミナーとは?】
・本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
・「ミーティング用Zoomクライアント」をダウンロードするか、ZOOM を
  ダウンロードせず、Web ブラウザから参加するかの2種類がございます。
  ZOOM WEBセミナーのはじめかたをご覧ください。

・お申込み後、受理のご連絡メールをさせていただきます。
 一部メールが通常セミナー形式(受講券、請求書、会場の地図)になっておりますが
 LIVE配信のみのセミナーです。
・お申込み後、接続テスト用のURL(https://zoom.us/test)から
「ミーティングテストに参加」を押していただき動作確認をお願いします。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時の10分前に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・セミナー資料は郵送にて前日までには、お送りいたします。
 ご自宅への送付を希望の方はコメント欄にご住所などをご記入ください。
・ご質問については、オープンにできるご質問をチャットにご記入ください。
 個別相談(他社に知られたくない)のご質問は後日メールにて講師と直接お願いします。
・タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
・講義の録音、録画などの行為や、テキスト資料、講演データの権利者の許可なく
 複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
(業種) 一般化学材料系,電気電子分野,自動車,機械装置プラントなど
(職種) 研究系,設計系の新人、若手(2~3年)~中級者(10年程度)の方
シランカップリング剤を使用する製品の製造や開発にたずさわっている方
必要な予備知識
高校卒業―大学理系2年生程度の化学に関する知識
シランカップリング剤を使用する製品の製造や開発にたずさわっている方
習得できる知識
シランカップリング剤に関する基礎的事項が理解できる。
シランカップリング剤の反応性に影響を与える因子の理解とその制御の基礎について理解できる。
シランカップリング剤の処理状態を分析する方法についての知識が得られる。
シランカップリング剤の効果を最大にするため、処理条件の適正化に活用できる。
プログラム

第1部 シランカップリング剤の基礎と反応メカニズム 12:30~14:15

 シランカップリング剤は従来から無機・有機材料界面でのぬれ、接着性、相容性向上のために広く使われており、さらに近年ではナノスケールで均一化された無機・有機コンポジット/ハイブリッド系材料開発に不可欠なものとなっています。本講では、シランカップリング剤の加水分解から重縮合にいたる反応性に影響するさまざまな因子、シランカップリング剤の反応メカニズムや、実用上重要となる各種無機・有機界面との界面層形成について概説します。

1.シランカップリング剤の反応過程
 1-1 シランカップリング剤の反応 
 1-2 加水分解反応 
 1-3 重縮合反応

2.シランカップリング剤の反応に影響する諸因子 
 2-1加水分解・重縮合反応に及ぼすpHの影響
 2-2 反応前処理、溶媒、濃度、反応環境(気相・液相)の影響 

3.シランカップリング剤の界面層形成 
 3-1 酸化物無機材料への界面形成
 3-2 金属無機材料へのメルカプト基を介する界面形成 
 3-3 有機材料への界面形成(メルカプト基、エポキシ基、アミノ基)
 3-4 ナノスケールで見る「理想的」界面層と「実際の」界面層 

第2部 シランカップリング剤の反応状態の分析法 14:30~16:15

 シランカップリング剤の効果を最大とするためには、分析により反応状態や付着量を把握することが重要です。付着量は少なすぎても、多すぎても好ましくありません。また、添加したシランカップリング剤がすべて被処理材表面と反応し、有効に働いているとは限りません。このため、加水分解が十分に進行しているか、自己縮合反応物が多く生成していないか、といった情報は、反応条件の適正化のための指針として有用な情報になります。本セミナーでは、シランカップリング剤の反応状態の分析に適用される分析方法について解説します。汎用的な分析装置に絞り、分析装置の特徴(原理、長所、短所)を説明するとともに、実際の分析例を紹介します。尚、シランカップリング剤の付着量を増やすためには、被処理材の表面の状態制御も重要です。このため、コンディショニングの例や被処理表面のシラノール基の定量方法についても紹介します。

1. シランカップリング剤の反応状態および固体表面との結合状態の分析方法
 1-1 .GCによる評価例
 1-2. 赤外・近赤外分光法による評価例
 1-3. Ramanによる評価例 
 1-4. NMRによる評価例
 1-5. TG/DTAによる評価例
 1-6. TG/DTA-MSによる評価例
 1-7. XPSによる評価例
 1-8. 化学分解法による評価例
 1-9. 蛍光顕微鏡による評価例
 1-10. ICPによる評価例

2. 被処理材表面の状態評価
 2-1. コンディショニングについて
 2-2.  シラノール基の定量方法

スケジュール
12:30~14:15 第1部
14:15~14:30 休憩
14:30~16:15 第2部
キーワード
シランカップリング剤,基礎,使い方,反応,状態,分析,セミナー,講習,研修
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