★シランカップリング剤の基礎から応用まで、短時間で学べる1日速習講座です!

シランカップリング剤を実務で活かす上手な使い方【LIVE配信】
~種類、機能、作用機構、効果的な使用法、処理効果、ナノ粒子の調製と粒径制御、表面修飾、反応および表面分析~

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
シランカップリング剤【WEBセミナー】
セミナーNo.
201202
開催日時
2020年12月14日(月) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
■会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
特典
後日、講師に電子機器の熱設計に関するご質問やご相談を無償で行えます。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
・本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
・「ミーティング用Zoomクライアント」をダウンロードするか、ZOOM を
  ダウンロードせず、Web ブラウザから参加するかの2種類がございます。
  ZOOM WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧ください。

・お申込み後、受理のご連絡メールをさせていただきます。
 一部メールが通常セミナー形式(受講券、請求書、会場の地図)になっておりますが
 LIVE配信のみのセミナーです。
・お申込み後、接続テスト用のURL(https://zoom.us/test)から
「ミーティングテストに参加」を押していただき動作確認をお願いします。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時の10分前に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・セミナー資料は郵送にて前日までには、お送りいたします。電子媒体での配布はございません。
ご自宅への送付を希望の方はコメント欄にご住所などをご記入ください。
・ご質問については、オープンにできるご質問をチャットにご記入ください。
 個別相談(他社に知られたくない)のご質問は後日メールにて講師と直接お願いします。
・タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。

講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの
複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
・企業でカップリング剤処理、表面処理を行う技術者、コンパウンド、複合材料(ナノコンポジット/ナノハイブリッド)の新規な材料開発を行う研究者、技術者の方などです。
 
習得できる知識
・シランカップリング剤の種類
・シランカップリング剤の選択基準と効果的使用法
・シランカップリング剤の作用機構
・処理効果
・ナノ粒子の調製と粒径制御法
・シランカップリング剤の表面処理法
・反応・表面分析/解析法
・シランカップリング剤の応用(複合材料<ナノコンポジット/ナノハイブリッド>や新規機能材料の設計、合成、特性解析法)
 
趣旨
 近年、シランカップリング剤は飛躍的に応用分野が広がり、多種多様な工業分野で使用されている。従来は界面の制御による接着・密着性や異種材料の親和性・相溶性の向上などに使用されていたが、さらに新規機能材料として盛んに研究され、既に塗料やコーティング剤として実用化されている有機-無機複合(ハイブリッド)材料の開発において、複合化に不可欠な薬品として使用され重要な役割を果たしている。このように、新規材料開発におけるシランカップリング剤の用途はますます拡大し重要となっている。
 本セミナーではシランカップリング剤を実務で効果的に活用するための基礎をわかりやすく説明し、有機‐無機ハイブリッドや機能材料へ応用するためのナノ粒子の調製と粒径制御、シランカップリング剤による種々な材料への表面処理法や反応、処理表面の分析・解析などを具体的な実験例(マニュアル)を中心にやさしく説明する。
 
プログラム

1.シランカップリング剤の概要
 1.1 シランカップリング剤とは?
 1.2 シランカップリング剤の種類と化学構造
 1.3 シランカップリング剤の機能
 1.4 その他のカップリング剤(チタネート系カップリング剤)
 1.5 シランカップリング剤の効果的な使用量と使用方法

2.シランカップリング剤の反応、反応制御、作用機構および界面構造の制御
 2.1 シランカップリング剤の反応 
 2.2 加水分解・縮合反応と反応機構
 2.3 加水分解・縮合反応の制御
 (1) シランカップリング剤の反応性(反応速度)
 (2) 加水分解性基の影響
 (3) 有機残基の影響
 (4) pHの影響
 2.4 無機材料表面への修飾反応と反応機構
 2.5 シランカップリング剤、反応条件の影響、界面構造の制御
 (1)pHの影響
 (2)溶液濃度及び反応温度の影響
 (3)無機材料の影響
 (4)界面構造の影響
 2.6 ジルコニウム系及びチタネート系カップリング剤の活用

3.シランカップリング剤の選択基準、使い方と処理効果
 3.1 シランカップリング剤の選択基準-どんなシランカップリング剤を選べばよいか?
 3.2 シランカップリング剤の効果的な使い方
 3.3 シランカップリング剤の処理効果-シランカップリング剤処理でどんな効果が得られるか?

4.ナノ粒子の調整法と粒径制御およびシランカップリング剤による表面処理法-界面・分散性の制御
 4.1 ナノ粒子の調製法
 4.2 ゾル-ゲル法の基礎と応用
  (a)ゾル-ゲル法の特徴、(b)ゾル-ゲル反応の支配因子、(c)ゾル-ゲル法の応用
 4.3 シリカの合成法、種類、構造と粒径制御
  (a)気相法、(b)液相法、(c)Stöber法
 4.4 シリカの表面構造と反応性
 4.5 なぜ界面の制御が必要か?
 4.6 有機-無機ハイブリッド材料の合成法(ゾルーゲル法、微粒子分散法(コア-シェル型ハイブリッド材料))
 4.7 シランカップリング剤による表面修飾・改質技術
  (1)表面処理法
   (a)固相法、(b)溶液法、(c)気相法
  (2)種々の材料表面の前処理法
   (a)プラスチック、(b)金属、(c)シリコンウェハー、(d)カーボン、(e)ガラス板
  (3)シルセスキオキサン粒子の調製
  (4)ラダー型ポリシルセオキサンの調製
  (5)シランカップリング剤による表面修飾処理の実験例
   (a)ナノ粒子、(b)ガラス板、(c)シリコンウェハー、(d)ステンレススチール
 4.8 機能性材料への応用

5.表面キャラクタリゼーション―シランカップリング剤の反応状態、表面状態の分析法
 5.1 シランカップリング剤の反応解析、被服率解析方法
 5.2 表面状態の解析・評価方法
  (a)構造分析(FT-IR、NMR など)、(b)熱分析(DSC,TG-DTA など)、(c)表面分析(XPS、原子間力顕微鏡(AFM))

6.参考図書

スケジュール
10:30~12:00 講義
12:00~12:45 昼休憩
12:45~14:20 講義
14:20~14:30 休憩
14:30~16:30 講義
※進行状況により多少変更します。
キーワード
シランカップリング剤、表面、処理、分析、加水分解、反応
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