バイオミメティクスによる超撥水技術とエレクトロニクスへの応用【LIVE配信】
~ロータス効果とフラクタル効果の超撥水機構、人工知能の最新状況、様々な粘着特性、生体機能発掘のコツ~
※本セミナーはZoomを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
バイオミメティクス【WEBセミナー】
セミナーNo.
210148
開催日時
2021年01月25日(月) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
■会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーです。

・セミナー資料はPDFデータにてにて前日までには、配布いたします。
セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1.Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2.セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧ください。
3.開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
講座の内容
受講対象・レベル
素材、機械、エレクトロニクス電子部品、システム開発に携わる方(初級から中級まで)、生物機能に興味のある方、「癒し」・「療育」ビジネス展開を考えている方
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
習得できる知識
①初歩から学べるバイオミメティック超撥水機構の謎が習得できます。さらに話を深め、ロータス効果とフラクタル効果の超撥水機構、この二つの違いを丁寧に解説します。根柢の原理が分かれば、新たな超撥水材料を開発する上で沢山のヒントを習得できます。
②様々な粘着特性について初歩から学べ最後には物理機構まで分かるようになります。
③いまさら聞けない人工知能・ディープラーニング、初歩の理解から最新状況の知識を得ることができます。
④バイオミメティクスとエレクトロニクスの融合が導く健康癒し社会の将来像。この最新技術の紹介では、心拍と回路信号同期を利用した高精度なウェアラブル心電計測技術と体調予兆についての知識が習得できます。また、心安らぐホタルの1/fゆらぎ光の同期現象を模倣したイルミネーションについて「癒し」と「療育」効果の情報が取得できます。
⑤生体機能の発掘のコツを学べます。
趣旨
生物は、社会に役に立つ機能の宝庫です。生物を観察すると様々な部位が機能に合わせて異なる構造形状や表面形状を持っています。この構造・表面を利用すると超撥水技術から粘着技術までカバーできます。そこでは物理的な原理が分かっています。初歩からその原理を解説します。原理が理解できると、生体機能の組み合わせが、新たな機能発掘へと繋がります。例えば光を当てると粘着効果が高まり暗闇では撥水効果が高まる機構も習得できます。様々な外場を使って機能を変化させる新たな材料開発のヒントがこの講演では沢山転がっています。また、生物の内部機能を見てみると脳はアナログの世界で情報処理をしています。デジタルで人工知能?スーパーコンピュータで1週間かかる情報処理が脳では数秒で終わります。これでは、消費電力が上がるのも納得できますね。今は、脳模倣型のアナログチップを各社がこぞって開発中で、画像認識に強く自動運転にも使われている技術です。そして最も大切なバイオミメティクスは人親和性に良く安心感、リラックスを与える効果があることです。だって、生物から学んだ機能ですから。
この公演を聞き終わったら、生物を見る目が違ってきます。きっと役立つ機能の宝庫だと調べたくなることでしょう。
プログラム
1.生物に学んだモノづくりの意義
 1-1.バイオミメティクスの歴史
 1-2.生活に溶け込むバイオミメティクス事例
  (1)蛾の目→反射防止フィルム
  (2)タマムシ→色素を使わずに発色
  (3)ごぼうの実→マジックテープ
  (4)ネコの舌→毛玉の原理でホコリを圧縮
  (5)蜜蜂の巣→ハニカム構造が持つ多くの実用メリット

2. 生体構造模倣:実用に役立つ原理解説
 2-1.超撥水効果
  (1)超撥水の基本原理
  (2)ロータス効果
  (3)フラクタル効果
 2-2.粘着効果
  (1)ヤモリの足のナノテクノロジー

3.人工知能の基礎から現状まで
 3-1.人工知能とは
 3-2.なぜディープラーニングは必要なのか?
 3-3.デジタルスーパーコンピューターがアナログ脳の情報処理をするのか?
 3-4.低消費電力アナログ脳型チップの開発競争勃発!
 3-5.今後の人工知能開発に必要なこと

4.バイオミメティクスは人にやさしい技術
   4-1.生物はゆらぎとリズムで動いている
   4-2.1/fでゆらぐリズムは心地良いの?類似性からの検証
   4-3.心拍リズムから生まれた「療育」イルミネーション
   4-4.心筋細胞の同期に学んだ超高感度心電計

5. バイオミメティクスの未来
  5-1.今後の科学技術はますます生物に近づく
  5-2.生体機能でオリジナル製品を考えるコツ
キーワード
バイオミメティクス、基礎、生体模倣、超撥水、界面、事例、活用、セミナー
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