数式に頼らないレオロジー 超入門講座【LIVE配信】
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
レオロジー【WEBセミナー】
セミナーNo.
210356
開催日時
2021年03月25日(木) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付き

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
  ついてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
・レオロジーが何の役に立つのかを理解したい方
・レオロジー測定はやっているけどどういう意味かよくわからない方
・知識としてこの技術を理解しようとしている方(上記以外の方々)
必要な予備知識
・基本的に中学校程度の数学と理科をベースに、できるだけ図解でのイメージで直感的な理解を狙うので、特定の基礎知識は必要ありません。
・ほんの少しだけ高校以上の数学を復習しますが、羅列とならないように配慮しますので、よほどのアレルギーがある方以外は大丈夫だと思います。
趣旨
我々の身の回りの材料の大半は流れるという性質を持っています。当然、それぞれの材料ごとに流れ易さは異なりますが、非常に長い時間をかければ岩や大地も流れていきます。その流れるものを測る学問がレオロジーです。もともと、レオロジーは「お触りの科学」とも言われており、人の五感に基づく直感的な区別は容易です。しかしながら、直感的な区別を材料や商品の開発へと結びつけることは困難です。レオロジーでよくある問題を列記すると、たくさんの困ったことがあるようです。
・理論に重きを置いた数式だらけの説明についていけない。
・逆に、あまりにも直感的な理解を重視し過ぎた説明を聞いても、教科書とのギャップが大きい。
・また、測定等の実践に走りすぎた説明を聞いても、なぜその操作が必要なのかわからない。
・レオロジー測定と開発へのつなげ方がわからない。
・測定はしたけど、何に注目すればいいのやら?
レオロジーの本質をきちんと理解することで、各種の材料の違いを明確に区別する方法がイメージでき、材料の設計のポイントもわかってきます。直感的に感じる違いをきちんとした理解へと結びつけるために、本セミナーでは、「箇条書き」や「図解」を多用します。そうすることで、単に抽象的な概念としてだけではなく、ブレイクダウンしたイメージとして直感的に捉えていきます。また、数式だけに頼ることなく、数式が表したいことを理解して、イメージと数式をつなげていきます。
本セミナーは、レオロジーを実践的に使いこなすためのベースとなる基本的な事項を実感として理解し、材料の持つ「流動と弾性」という二面性をイメージとして持てるようになることを目指します。これらの理解を深めることで、開発への展開の第一歩が踏み出せるものと期待しています。

【本講座の進め方】
本講座においては、実際の研究開発に役に立つレオロジー関連の事項について、基礎的な事項をきちんと押さえながら、直感的に理解していくことを目指して説明を行います。以下のような点に気を付けて、進めていきたいと考えています。
・イメージしやすい、直感的な理解を目指す。
 全体を俯瞰した概念的な説明
 多様な切り口からの説明
・大事なことは何度か繰り返す。
 一度ではわかりにくいかも。
 似たような内容を、ちょっと違う言葉で。
・ゆっくり議論
プログラム
1.はじめに
  1-1 レオロジーとは?
  1-2 会社の仕事とレオロジー
  1-3 人の感覚とレオロジー
  1-4 レオロジーを理解するために
2.レオロジーを始める前に
  2-1 数学的な事項の確認から
  2-2 物理的に考えるときに必要となること
3.レオロジーのはじめの一歩
  3-1 レオロジーのはじめの一歩
  3-2 弾性体の力学的な刺激と応答
  3-3 力学モデルについて
4.物質の物理を理解するために
  4-1 レオロジーで扱う関数について
  4-2 微積分について
  4-3 物理モデルを物質の物理とつなげるために
5.物理化学として物質を見直すと
  5-1 物質の三態について
  5-2 流れるということは?
  5-3 応力の由来は?
6.粘弾性の基礎
  6-1 粘性と弾性についての再確認
  6-2 粘弾性のモデル化
  6-3 少しだけ実事象に近づけると
7.全体のまとめ
キーワード
高分子,材料,ポリマー,レオロジー,樹脂,粘弾性,WEBセミナー,研修
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