非会員:
49,500円
(本体価格:45,000円)
会員:
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学生:
49,500円
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セルロースナノファイバーの軽量、高強度、低熱膨張性、生体適合性といった特徴を生かし、様々な用途開発が進められている。目指す用途は、軽量、高強度の特性が求められる自動車など輸送機用の構造部材である。その他の応用として、紙の表面平滑化や紙力増強、食品・化粧品用添加剤などがある。
価格に関しても、炭素繊維は一般的に3,000円/㎏であり、他方、セルロースナノファイバーは常温で加工でき、省エネ効果が発揮し、500円/㎏以下になる可能性もある注目されている新素材である。
本セミナーでは、主にセルロースナノファイバー複合材料の開発動向を実用事例や応用例を交えて3名の講師が解説する。
1.セルロースナノファイバーの概要と応用、産業への期待
13:00~14:10
1. セルロースナノファイバーの基本特性
2. プラスチックとの複合化:補強性フィラーとしてのポテンシャル界面設計
3. 無機ナノ粒子との複合化:担体としてのポテンシャル機能性発現
4. 現状の課題と対策:熱分解、吸湿性、成形性
2.セルロース・キチン・キトサン原料由来のナノファイバー「BiNFi-s(ビンフィス)」
14:20~15:30
1. ウォータージェット(WJ)法によるCNFの製造方法とその特徴
2.「BiNFi-s(ビンフィス)」の開発と特長
3.「BiNFi-s(ビンフィス)」の応用事例
4.今後の展望と課題
5. まとめ
3.セルロースナノファイバーからなる増粘剤の開発と応用
15:40~16:50
1.第一工業製薬の紹介
2.既存の増粘剤の種類と機能
3.セルロースナノファイバーからなる増粘剤の調製
4.セルロースナノファイバーからなる増粘剤の粘度挙動
5.セルロースナノファイバーからなる増粘剤の応用特性
6.セルロースナノファイバーからなる増粘剤の応用例