2020年02月26日(水)
10:30~16:30
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp
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非会員:
49,500円
(本体価格:45,000円)
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1名につき 49,500円(税込)※ 資料・弁当付
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★ セミナーお申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
・電子機器設計者(実装設計。機構設計、回路設計、基板設計)
・放熱デバイス/材料開発者・品質保証・品質管理部門
・伝熱の基礎知識・部品・基板設計における放熱知識・強制空冷・自然空冷機器の熱設計常套手段・ヒートシンクの熱設計方法等の特徴、透明アンテナへの応用の実例などの知識が得られます。
自動車のEV化、自動運転、通信の5G化、新しい化合物半導体デバイスなど、すべての業界において熱対策が重要なっています。熱は身近な現象であり、感覚でとらえることができるものの、定量化しようとすると極端に難しくなります。このため、設計上流では熱を考慮せず、「シミュレーションや試作評価で問題があったら対策を行う」という流れが定着しています。この方法では出荷間際で熱問題の解決に四苦八苦することになります。熱対策の常套手段を理解し、設計上流で対策を施すことが重要です。本講では、伝熱の基礎から熱対策実践方法まで幅広く解説します。
1.熱問題と熱設計の目標
1-1 最近の機器のトレンド
1-2 熱による不具合事例
1-3 目標温度の設定
2.機器設計に必要な伝熱の基礎
2-1 伝熱のメカニズムと熱抵抗
2-2 熱伝導計算・接触熱抵抗
2-3 自然対流・強制対流の計算2-4 熱放射の計算と放射率
3. 機器の放熱経路と熱対策
3-1 放熱経路の概念(冷却方式の選定)
3-2 熱対策のマップ
4. 自然空冷通風型機器の熱設計のポイント
4-1 自然空冷機器の放熱限界
4-2 通風孔と内部温度上昇
4-3 通風孔設計の設け方4-4 煙突効果の利用
5. 強制空冷通風型機器の熱設計のポイント
5-1 ファンの種類・特性と動作点
5-2 ファンの必要風量の算出と通風口の設計
5-3 強制空冷流路設計の基本
5-4 ファン風量低下要因
5-5 ファンによる局所冷却
5-6 ファンを増やさずに風速を上げるテクニック
5-7 ファン騒音の原因と低減策
6.密閉ファンレス機器の熱設計のポイント
6-1 筐体伝導放熱機器の放熱ルート
6-2 接触熱抵抗とその低減策
6-3 TIMの種類と特徴、使い分け
6-4 放熱シート使用上の注意点
6-5 サーマルグリース使用上の注意点
7.ヒートシンク熱設計のポイント
7-1 ヒートシンク熱設計の流れ
7-2 熱抵抗と包絡体積
7-3 フィンの向きと性能
7-4 障害物による影響
7-5 最適フィン間隔