蒸留の基礎・応用と装置簡易設計法

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セミナー概要
略称
蒸留
セミナーNo.
cmc200701
開催日時
2020年07月01日(水) 10:30~16:30
主催
(株)シーエムシー・リサーチ
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
1名につき 49,500円(税込)※ 資料・昼食付

メール会員登録者は 44,000円(税込)
 ★ 【メール会員特典】2名以上同時申込で申込者全員メール会員登録をしていただいた場合、2人目は無料です(1名価格で2名まで参加可能)。また、3名目以降は会員価格の半額です。※ 他の割引と併用はできません。
 ★ セミナーお申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
講座の内容
受講対象・レベル
化学分野、例えば香料、化粧品、医薬、食品、飲料、油脂などに関わる方は勿論のこと、半導体、金属精製の分野などの方にとっても広くお勧めです。蒸留をやっているが基礎理論をあらためて勉強したい方、蒸留の課題に直面している方、これから蒸留を始めようとする方にもお役に立つと思います。プラント簡易設計では高校程度の算数が必要です。
習得できる知識
蒸留の基礎知識、応用、運転、装置の簡易設計法などが得られます。
趣旨
 最近、昔ながらの化学工学という学問が不人気で、各大学でもこの講座を掲げるところが少なくなりました。その中にあって蒸留という単位操作でも同じです。この分野に精通している若い技術者は極めて少なくなっています。しかし、蒸留という分離・精製技術は化学産業にとっては大変必要な操作です。今、この分野の若い技術者・研究者を育て継承することは早急に重要な課題です。本セミナーでは、蒸留の基本から応用、簡単な装置設計まで丁寧に解説いたします。
プログラム
1.蒸留の基本
 1-1 蒸留の原理
 1-2 気液平衡(xy線図)
 1-3 飽和蒸気圧線図(Cox線図)、アントワン式

2.蒸留方式と装置
 2-1 蒸留塔の種類、運転法
 2-2 単蒸留(フラッシュ蒸留、SAFEなど)
 2-3 精密蒸留
 2-4 水蒸気蒸留(天然物抽出、ディーンスターク、スピニングコーンカラムなど)
 2-5 共沸蒸留、抽出蒸留
 2-6 省エネ蒸留装置

3.蒸留塔の設計
 3-1 相対揮発度αと理論段数(αの測定法、フェンスケの式)
 3-2 活量係数の計算(Wilson式)
 3-3 xy線図による理論段数の図解法(McCabe-Thiele法)
 3-4 塔頂と塔底の組成計算(Geddess-Hengstebeckの式)
 3-5 塔高の計算(HETP、最適空塔線速度)
 3-6 塔径の計算(Fファクター、還流比)
 3-7 蒸留簡易設計ソフトの解説

4. スケールアップ時の留意点
 4-1 蒸留コスト
 4-2 運転制御
 4-3 蒸留における危険物質
 4-4 蒸留事故例
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