2021年01月13日(水)
13:30~16:30
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本セミナーでは、電波工学が専門ではないエンジニアの方々を対象とし、ミリ波帯の電波吸収体、電磁遮へい材、透過材について基礎的な事柄や設計の考え方を解説し、設計例を紹介します。
・電磁波吸収・遮へい・透過に必要な電波伝搬基礎・電波伝搬と伝送線路、等価回路・電波吸収体、電磁遮へい材、透過材設計の考え方・反射・吸収・透過などの現象の理解、整合手法・ミリ波電波吸収体の設計例・全透過条件、全透過構成の設計例・導電材板遮へい特性、近傍界遮へいの考え方
自動車レーダや 5G などで重要性が増しているミリ波帯における電波吸収体、遮へい材、透過材について、電波伝搬の基礎から設計の考え方、設計例を解説します。簡単な数学を用いますがセミナーで説明しますので、事前の準備等は不要です。
まず、電波伝搬の基礎事項である周波数、波長、波動インピーダンス、伝搬定数などについて解説し、次に、反射、透過、整合など吸収体、遮へい材、透過材に特有な電波伝搬現象を説明します。本セミナーではこれらの現象を 2 端子網電気回路の等価回路で簡単化して扱います。
電波吸収体を作るためには損失材を用いますし、透過材を作るためには無損失材を用いなければなりません。本セミナーでは、損失材、無損失材をどのように用いれば吸収体や遮へい材、透過材として機能するのかについて、既存の誘電体、導電材だけでなく人工誘電体を加えて解説します。続いて、電波吸収体、電磁遮へい材、透過材について、設計の考え方、設計例を紹介します。
本セミナーでは理解を深めるために、誘電率、導電率、透磁率などの材料定数を設定し、吸収特性、遮へい特性透過特性などを計算する例(エクセル)を紹介します(このプログラムはセミナー終了後配布します)。
1.電波吸収体、電磁遮へい材、透過材概略
2.電波伝搬の基礎、および反射、透過、吸収
2-1 電波伝搬の基礎
2-2 電波伝搬と伝送線路、2端子網電気回路
2-3 電磁波の反射、透過、吸収
3.吸収体、遮へい材、透過材の構成材料
3-1 誘電体、導電材、磁性材
3-2 人工誘電体
4.吸収体設計の考え方
4-1 各種電波吸収体
4-2 各種の整合法と吸収体構成例
4-3 ミリ波電波吸収体の設計例
4-4 電波吸収特性のシミュレーション
5.透過材設計の考え方
5-1 全透過条件とこれを満たす構成法
5-2 単層構造の透過材構成例
5-3 多層構造の透過材構成例
5-4 斜め入射の取り扱い、斜め入射を含む透過材の特性
5-5 斜め入射特性のシミュレーション(単層構造)
6.電磁遮へい材設計の考え方
6-1 遠方界と近傍界
6-2 導電材板の遠方界遮へい特性
7.まとめ