非会員:
39,600円
(本体価格:36,000円)
会員:
39,600円
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学生:
39,600円
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本セミナーは、制御技術と機械設計技術の融合、すなわち双方のマルチエンジニアリングという観点から分かり易く解説致します。機械や装置のメカ部は制御技術で駆動されるにもかかわらず、機械設計技術という側面からだけで設計されてしまうというのであれば何とも残念と言わざるを得ません。
よって、本セミナーでは機械設計者にも機械制御技術をわかりやすく解説し機械設計者が機械設計に際し、制御技術を包含してより良い機械が設計できるようになることを目的にして計画されました。
制御技術を全く理解していない機械設計者、そしてこの逆のたかのために、実務技術上の重要ポイントをわかりやすく解説致します。
最後に実務問題などを想定した計算練習を行いますので、関数電卓(対数計算ぐらいまでができるもの)をご持参頂く様、お願い申し上げます。
1.PID(比例・積分・微分)制御とは?
1-1 P(比例)制御とは?
1-2 I(積分)制御とは?
1-3 D(微分)制御とは?
2.むだ時間要素とは?
3.基本的な要素の伝達関数・微分方程式・意味・事例について
4.ブロック線図の等価変換のしかた
5.要素の特性評価のしかた
5-1 単位インパルス関数(デルタ関数)
5-2 単位ステップ関数
5-3 ランプ関数
6.PIDの各要素の過渡応答について
7.周波数応答について
7-1 周波数応答とは?
7-2 伝達関数と周波数応答関数について
7-3 周波数応答関数の表し方
7-4 ボード線図について
7-5 過渡応答と周波数応答の関係
8.フィードバック制御系について
8-1 フィードバック制御の特徴とは?
8-2 フィードバック制御の定常特性とは? またその評価とは?
8-3 閉ループ制御系の過渡応答とは?
8-4 閉ループ制御系の周波数応答とは?
8-5 開ループ系とその閉ループ系の周波数応答
8-6 装置に対する応用
9.フィードバック制御系の特性評価とその改善法
9-1 安定限界とは?
9-2 安定評価とは?
9-3 特性改善法とは?
10.制御技術から考察する機械の設計
10-1 制御系の剛性
10-2 剛性からみた駆動部と機械部との関係
10-3 慣性モーメントからみた駆動部と機械部との関係
10-4 固有振動数からみた駆動部と機械部との関係
10-5 駆動モータ出力と機械部始動力との関係
10-6 位置決め制御におけるロストモーションの影響
11.全体を通しての計算練習
12.質疑応答