回転機械に特有な振動問題とは?

新・回転機械の振動の分析のしかたと対策のしかた

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セミナー概要
略称
回転機械
セミナーNo.
it160804
開催日時
2016年08月12日(金) 10:30~16:30
主催
(有)アイトップ
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
青山DFビル 5階 青山セントラル セミナー会場
価格
非会員:  29,700円 (本体価格:27,000円)
会員:  29,700円 (本体価格:27,000円)
学生:  29,700円 (本体価格:27,000円)
価格関連備考
29,160円 (税・テキスト含む、昼食代は含みません)
定員
20人(先着順、満席になり次第お申し込み受付を終了致しますので早めにお申込み頂く様お願い申し上げます。)
講座の内容
趣旨
本セミナーでは、今までに開催してきました『回転機械の振動(入門)』セミナーの続編で、実務に重点を置いた内容にし、入門編のセミナーで解説したことを更に突っ込んですぐに実務に役に立つ内容に致しました。
 最初にこれらについての基礎技術を解説し、その後にそれらに基づいた実務技術、具その体的には回転機械の振動の測定技術、分析技術、問題解決のための技術およびノウハウを実例などに基づいて入門編よりも更に詳しく解説致します。
プログラム
1.回転と回転振動についての基礎理論
  1-1 直線振動系と回転(ねじり)振動系の対応関係 ( S I 単位系 )
  1-2 振動の分野で用いる主な単位 ( S I 単位系 )
  1-3 直線運動と回転(ねじり)運動の方程式の対応関係

2.回転機械の振動の実務技術
  2-1 回転機械の振動では何が問題になるのか?
  2-2 回転機械の振動の原因とは?
  2-3 回転機械に発生する振動を分類すると?
  2-4 アンバランス振動の解析例
 
3.回転機械の振動の分析では必ずと言っていいほどよく使用される
 回転次数比分析をわかりやすく解説
  3-1 回転次数比分析とは?
  3-2 FFTによる周波数分析との違いは?
  3-3 次数とは?
  3-4 回転次数比分析でやっていること
  3-5 回転次数比分析とは? FFTアナライザ(高速フーリエ変換器)に
    よる周波数分析との違いは?
  3-6 回転次数比分析の分析例
  3-7 回転次数比分析での解析例と通常の周波数分析との比較
 
4.回転次数比文責と言ったらその次に行われる分析はトラッキング
 分析、このトラッキング分析をわかりやすく解説
  4-1 トラッキング分析とは?
  4-2 トラッキング分析の例
  4-3 回転次数比分析と回転トラッキング分析の例
  4-5 自動車メーカに納入したディファレンシャルギヤーassyの
    良否自動検査装置(当社実績より)
     (メカ・電気・制御・回転次数比分析とトラッキング分析・
     パソコン用の良否判定ソフトの全てを設計・製作し一体
     化させた自動検査装置)
 
5.回転振動を非接触で測定するための渦電流型センサによる軸振
 動の変位の測定
  5-1 渦電流型センサと他のセンサの比較
  5-2 渦電流型センサの動作原理
  5-3 渦電流型センサの取付方法
  5-4 渦電流型センサによるによる軸振動の振幅と位相の測定
  5-5 この場合、加速度センサーや速度センサーでの測定は通常行
    わない。なぜだろうか?

6.いろいろな振動の具体的な分析方法と対策方法
  6-1 タービンの軸振動
  6-2 オイルホイップ振動
  6-3 回転伝動軸の振動
  6-4 ころがり軸受けの振動
  6-5 ギヤ(歯車)の振動
  6-6 エンベロープ(包絡線)処理の必要性
  6-7 エンベロープ(包絡線)処理によるメリット
  6-8 ケプストラムとは?
  6-9 ケプストラム解析とその有効性
 
7.回転振動によるいろいろな損傷例(写真)
  7-1 自動調心ころ軸受けの破損
  7-2 ベアリングのころと玉の焼付き、破損、錆の例
  7-3 ベアリング内輪の異常摩耗、電食、フレーキングの例
  7-4 すべり軸受けのメタル焼付き、メタル破損の例
  7-5 ギヤの歯欠損の例 
  7-6 V-ベルト亀裂の例
 
8.IoTやビッグデータを活用した回転機械の振動予知技術の最新
 動向について
 
9.FFT分析器による回転次数比分析とトラッキング分析などのデモ
  (時間が無い場合は、省略致します)
 
10.質疑応答
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