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流体力学や数値流体解析(CFD)を理解するためには、流体特有の現象やその表し方、それらをどのような偏微分方程式で表すかなど、ハードルが高く機械工学を卒業したエンジニアでも通常は大変苦労されるのではないかと思います。
本セミナーでは、講師の私自身が苦労した経験を踏まえ、これから流体力学や数値流体解析を勉強されるかた、現在勉強しているけれど苦労されているかた、現在、数値流体解析の仕事に携わっているが理論がわからないので解析はしたけれどその後がというかた、部下の管理監督上理解しておきたいというかたにわかりやすく解説致します。
また、流体解析の新しい方法として脚光をあびている粒子法についても解説致します。
1.流体を表すための考え方
1-1 流体とは? 流れとは?
1-2 流体の連続体近似とは?
1-3 流体粒子とは?
1-4 完全流体、粘性流体、非粘性流体、圧縮性流体、
非圧縮性流体とは?
1-5 層流、乱流とは?
1-6 乱流はなぜ大変なのか?
1-7 レイノルズ数、ストローハル数、マッハ数とは?
(1) レイノルズ数とは?
(2) ストローハル数とは?
(3) マッハ数とは?
1-8 レイノルズ数の便利なところ
1-9 ラグランジュ的方法とオイラー的方法
1-10 流体に働く力とは?
1-11 流体の速度とは?
1-12 実質加速度と実質微分
1-13 流れを記述するためにはどのような変数が必要になるか?
2.流体の保存則と支配方程式
2-1 流体の場合の質量保存則とその導出
2-2 ナビエ・ストークスの方程式をわかりやすく導出
3.数値流体解析手法における有限差分法と粒子法(動画解説付き)
3-1 有限体積法とその特徴そして使い方
3-2 粒子法とその特徴そして使い方
4.有限体積法を使用し、Pythonで作成した流体解析プログラムを解説
4-1 Pythonとは? その使い方の基本とポイントは?
4-2 1次元のナビエ・ストークス方程式の離散化のしかた
4-3 離散化した1次元のナビエ・ストークス方程式の解析プログラム
の作り方とその解説
5.質疑応答