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1)日本企業の情報処理能力を取り戻そう!
・外部情報の重要性
・内部情報の重要性
・外部情報と内部情報の結合の重要性
・日本の情報処理能力の現状と課題
企業活動において情報が重要であることは論をまたないが、現在の日本企業は、外部情報の活用、内部情報の活用の両面で、欧米企業あるいは中国・韓国企業の後塵を拝している。日本企業がグローバル競争で後れを取っている最も大きな原因はここにあると言って過言ではない。ところが、かつて日本企業は世界においてもっとも情報処理能力に長けていたのであり、今、日本企業にとって必要なのは、その遺伝子を復活させることなのである。
特に物づくり、技術開発にとっては特許情報の処理能力であり、それができれば日本企業は再び世界のトップに立つことが出来る。
2)特許情報をいかに活用するか
・特許情報の重要性
・特許情報活用の現状
・特許情報活用上の問題点
・特許情報活用の実例
企業が活用すべき情報の中で、特許情報はとりわけ重要な存在である。ところが、その特許情報を日本企業は十分に活用できていない。その理由は、特許情報を活用するための企業内環境が十分に整備されていないことにある。
そのポイントは、研究者、特許担当者、特許情報担当者の三者からなる協力体制の確立と、それに基づいて、系統的体系的に特許情報活動を進めることにある。この活動のいくつかの成功例を紹介して参考に供したい。
3)特許情報の戦略データベースの構築と活用
・特許情報戦略データベースとは何か
・特許情報戦略データベースの構築法
・特許情報戦略データベースの活用法
特許情報を事業活動、研究開発活動、知財活動に最大限に活用するためには、特許情報解析ソフトを用いたデータベース(戦略データベース)の構築が不可欠である。
戦略データベース構築の前提は、・遡及調査の実施、・継続調査の実施 ・技術用語の統一、の3点である。
これらは特許情報活動の基本であるにも関わらず、確実に実施されている企業は、必ずしも多くはない。逆に言えば、これを確実に実施しさえすれば、他社に先んじることができ、技術開発競争の勝者となり得るのである。
特許情報戦略データベースは、三位一体の協力の下で事業戦略・研究開発戦略・知財戦略を展開する上で大きな役割を果たすことができる。
そのための具体的な方法について、展開事例に基づいて、詳細に解説する。