<1>若手担当者に「任せる」ことで格段の成長をはかる!【13:00~13:55】
若手を育てるということは、職場の未来を担うと言っても過言ではありません。1人の力では業務量の限界があり、複数の業務を効率よく行うためにはチームによる業務分担が最も適しており、全体的な限界値を上げる事ができます。そのチームの一翼を1日でも早く担うため、若手育成はどのように行ったらよいのか?今回は「任せる」ことで若手の成長を促す当院の事例を、実際の若手職員の声とともに発表します。
1.業務紹介
2.先輩の心得
3.若手の実情
4.これからの課題
<2>"強い事務部""頼られる事務部"を目指し、事務職員の『伝える力』を磨く!【14:00~14:55】
医療界の経営環境が厳しさを増す中で、事務部門の重要性は年々高まっています。事務職員も重要なチーム医療の一員ですし、時には、病院全体を引っ張るリーダーシップも要求されます。そのためには、医師や看護師、薬剤師やリハスタッフといった国家資格を持った専門職種とも対等に議論できる関係を作る必要があります。
では、どうすれば多職種からも信頼されるに足る能力と人間性を身に付けることができるのか?そのための、事務職員の大きな武器となる能力が『伝える力』だと考えています。『伝える力』は、"なるほど"と思わせる力でもあります。当院では、事務部門が中心になって自主勉強会や合宿研修等を企画し、そうした『伝える力』を磨く取組みをご紹介いたします。
1.相談の2類型"提案型"と"狼少年型"
2."話した"と"伝わった"は、まったく別次元
3.目指すは、スペシャリスト+ゼネラリスト
<3>業務改善で看護部の残業が5分の1に!成功の秘訣は○○だった!【15:05~16:00】
業務改善というと難しいイメージがありますが、生産性を高めるには必要不可欠な要素であると考えます。今回は「業務改善→生産性が高まる→残業時間数削減」という部分に焦点を絞って解説します。しかし、単純に残業時間数が多いから減らせという指示だけで残業時間数は減るのでしょうか?
当院は、職務満足やモチベーション理論を用いて戦略的に残業時間数を削減する事に成功しました。個々の病院によって残業の要因は違いますが、問題発見のためのプロセスや分析方法、問題解決に至るまでのワークフローに関しては流用出来ると考えています。また、ワークフローに加えて成功させる秘訣やポイントも解説します。
1.何故残業時間を削減できたのか?
2.職務満足とモチベーション理論について
3.問題発見の為のプロセスと分析方法
4.問題解決に至るまでのワークフロー
<4>ローコストオペレーション活動を通した全員参加の経営改善!【16:05~17:00】
医療業界における「コスト削減」はコンサルティング会社を使わなくても他産業の手法やITを活用したり、他病院比較をすることでだれでも簡単に実現することができます。しかしながら強引なコスト削減や単なる価格合わせによるコスト削減をすることで職員のモチベーションが下がり、取引先企業との関係性も悪化する「コスト削減の罠」も多くのところで指摘されています。
ローコストオペレーション手法によってどうすれば皆さまの病院でも「コストを大胆に適正化したのに病院が明るくなった!」という体験を得られるか、お話いたします。
1.「コスト削減」とLCO(ローコストオペレーション)とはなにが違うのか
2.「コスト削減の罠!?」
3.4つの人材(じんざい)観(人在=人材=人財=人罪)