<1>九州電力における自動検針・スマートメーターの歴史
【14:00~14:40】
九州電力の自動検針への取り組みについては、昭和50年に始まり、長きにわたって研究・開発、実証試験を積み重ね、自動検針システムの実運用を開始している。また、低コストで機能拡張性に富む(ユニット式)スマートメーターについても、平成14年から開発に着手し、平成22年に導入を開始した。一方、国レベルではスマートメーターの早期導入が求められ、導入促進へ向けた議論がなされている。本講演では、これらの取り組みや動向等を紹介する。
1.自動検針・スマートメーター開発・導入への取り組み経緯
2.自動検針システムの導入
3.DMS(Demand Side Management)実証試験〔平成元年~平成11年〕
4.スマートメーター(ユニットメーター)開発
5.近年のスマートメーター導入促進へ向けた動向
<2>スマートメーター・関連システムに関する取り組み
【14:50~16:00】
九州電力では、平成35年までにスマートメーターを全てのお客さま(約800万台)へ導入するよう計画している。また、平成28年4月からのスマートメーターの本格導入へ向け、大量のデータを収集・処理する関連システムの開発にも着手しており、着実な開発が必要である。今後、これらのデータを活用することで、検針業務・設備投資の効率化を図るとともに、多様な料金メニュー・新サービスの提供などお客さまサービスの向上に資する取り組みが期待される。本講演ではスマートメーター・関連システムに関する取り組みを中心に述べる。
1.スマートメーター・関連システムの概要
(1)全体構成及び導入効果
(2)スマートメーターの構成・機能
(3)関連システムの構成・機能
2.現状と今後の課題
(1)現在の導入状況
(2)導入計画と今後の課題
3.お客さまサービス向上への取り組み
4.質疑応答/名刺交換
(注)講演Ⅰと一括して質疑応答/名刺交換をさせていただきます