非会員：
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かつて世界をリードした日本企業も、この２０年はどうも精彩がありません。それは、技術や社会といった経営環境が、この２０年の間に「我々の認識を超えて」劇的に変化したからです。しかし、ほとんどの日本人・日本企業は、この変化を本当の意味で十分に理解し、自社の戦略に反映できていません。そして、今までの延長線上で対応しようとして、ジリ貧に陥っています。
これからも、ＩｏＴや人工知能など新しい技術が次々に普及し、情報通信業界はもとより、自動車・化学、医療やエネルギーなどの既存業界を大きく変えていきます。また、新しい産業の登場や、新興国の成長などで、市場構造もより一層変化していきます。事業環境が大きく変わる時代、事業戦略も大きく変えなければなりません。新しい時代を勝ち残るには、こうした技術や市場の大きな変化をまずは理解し、そして自社の戦略へ時代に先んじて落とし込んでいかなければなりません。
本講座では、技術の最先端で、そして社会や市場で、今まさに起きている大きな変化を説明し、各企業がその変化にどう対応すべきか、実践的検討の方法まで教えます。
１．２０世紀と２１世紀、世界は全く変わってしまった
２．新たに登場する技術革新
（１）世界とビジネスを変えてきた技術革新
（２）クラウド化する産業と社会：ＩｏＴで全ての情報が繋がる
（３）人工知能：今の仕事が消滅し、新たなビジネスが生まれる
（４）生命医療技術：クリスパー・キャス９の衝撃、個別医療による不老不死の実現
（５）環境とエネルギー技術：地球を守ることこそ巨大なビジネス
３．大きく変わる市場と社会
（１）世界の主役となる、豊かなアジア
（２）国の競争から世界都市間の競争へ
（３）モノの豊かさからコトの豊かさへ
（４）これから登場する主要産業
４．これからの時代を勝ち残る戦略
（１）新たに登場する競合 －新興国の革新的企業の事例（華為、鴻海）
（２）変革しつつある先進企業 －米国先進企業の事例（ＧＥ、ＩＢＭ、Ｇｏｏｇｌｅ）
（３）新興市場を攻めるグローバル戦略
（４）新たな競争環境を勝ち抜くイノベーション戦略
（５）日本企業の成功事例を読み解く
５．技術と市場の変化を先取りした戦略をつくる
（１）新事業戦略策定のポイント
（２）環境分析：経営環境の変化を理解する
（３）成長分析：技術と市場の変化を活用し、事業ポートフォリオを変える
（４）戦略ビジョンの策定：新たな事業を構想する
６．質疑応答
