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★芳香族ポリケトンとは、芳香環とケトンカルボニル基を主鎖に含む高分子である。そのほとんどは、エーテル結合を含む芳香族ポリエーテルケトンである。中でも、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)は、スーパーエンジニアリングプラスチックとして知られ、耐熱性、優れた機械的特性を有し、熱可塑性ポリマーの中で最高水準のポリマーである。
本講座では、PEEKをはじめとする「芳香族ポリエーテルケトン」および、主鎖にエーテル結合を含まない「全芳香族ポリケトン」の基礎から基本的特性に応じた多様な分子設計・反応設計を紹介し、その特長と機能性材料への応用展開に関する近年の開発動向について述べる。
★耐熱性を有する高分子材料はポリイミド、ポリアミドなど多数これまで報告例が有り、特にポリイミドなど含窒素高分子材料に関する研究が極めて多い。
これに対し、製造の難しさおよびコスト高という問題点があり、PEEK以外素材として利用される可能性は高くなかった。
本講座では、問題点・現状を明らかにするとともにその解決法がどこにあるのか、機能材料化の観点で何がポイントでどのような分野への応用展開が期待できるかを述べる。
1.芳香族ポリケトンの位置づけ
1.1 スーパーエンプラの開発例
1.2 PEEKおよび関連ポリマー
1.3 芳香族ポリケトンの特長と用途
2.芳香族ポリケトンの製造方法
2.1 芳香族ポリケトンの製造方法-各製造方法における問題点-
2.2 機能(耐熱性、溶剤可溶性)に応じた分子設計
3.芳香族ポリケトンの機能材料化
3.1 溶剤可溶性芳香族ポリケトン
3.2 スルホン酸基を含む芳香族ポリケトン
3.3 透明性芳香族ポリケトン
3.4 発光特性を有する芳香族ポリケトン
4.近年の芳香族ポリケトンに関する開発動向と今後の展望・まとめ
・芳香族ポリケトンのウリは?
・他の高性能材料との差別化は?
□質疑応答・名刺交換□