高品質なスラリー調製への第一歩は粉体を知ることから始まる!
苦手な方にもわかりやすく、基礎から計測、表面改質までを網羅!
粉体・スラリーのスペシャリストへ!

粉体の基礎とスラリーの分散安定化
~基礎から応用事例までを網羅して、粉体・スラリーのスペシャリストへ~

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セミナー概要
略称
粉体・スラリー
セミナーNo.
st140521
開催日時
2014年05月27日(火) 13:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
東京流通センター 2F 第5会議室
価格
非会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
会員:  41,800円 (本体価格:38,000円)
学生:  44,000円 (本体価格:40,000円)
価格関連備考
会員受講料 41,040円(税込)

【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の21,600円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  ※請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
   (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
  ※他の割引は併用できません。
備考
資料付
講座の内容
習得できる知識
・粉体やスラリーに関する基礎知識と種々の測定手法
・各種表面処理の効果およびその処理法に関する知識
・スラリーの分散安定化を制御する因子に関する知識
趣旨
 高品質なスラリーを調製するためには,粉体の分散・安定化が最も重要な因子になります。本セミナーでは,まず,粉体に関する基礎的な取り扱い方法を示した後,粉体物性やスラリーの各種測定方法を概説します。次に,粉体の分散凝集に関するDLVO理論や吸着に関する理論,および,粉体への界面活性剤や高分子などによる表面修飾について説明します。最後に,スラリーの分散・安定化に対するいくつかの事例について,吸着による粒子表面の制御だけでなく,溶媒や微量水分の影響,さらに,積極的なコーティングや粉砕機による分散処理についても,わかりやすく解説いたします。基礎から応用事例まで示すことにより,スラリーの分散安定化に関する知識がより深まることを期待しています。
プログラム
1.はじめに(本セミナーの概要)

2.粉体に関する基礎知識
2.1 粉体とは?(固体でありながら固体でない)
2.2 粉体の大きさと分布(形状や基準の違いで大きさが逆転)
2.3 粉体の密度(粒子密度,かさ密度)
2.4 粉体の表面電位(粉体表面はプラスorマイナス)
2.5 粒子間に働く付着力(3つの力)
2.6 流動特性(粉の流れやすさの理論)

3.粉体やスラリーの計測技術
3.1 粒子径(種々の測定法)
3.2 比表面積(空気透過法,BET法)
3.3 電子顕微鏡(SEM,TEM)
3.4 ぬれ性,接触角(粉体の測定方法)
3.5 ゼータ電位の測定法(理論と測定,市販装置の紹介)
3.6 粒子沈降法(市販装置の紹介と簡易測定法)

4.粉体の表面改質
4.1 DLVO理論の基礎(粒子間の電気二重層の重畳)
4.2 吸着モデル(ラングミュア)
4.3 界面活性剤の吸着(極性に応じて配向が変化)
4.4 水溶性高分子の吸着(立体反発効果)
4.5 カップリング剤処理(シランの安定性)
4.6 粉砕法による表面処理(メカノケミカル)

5.スラリーの分散・安定の最適化技術
5.1 水溶液中のゼータ電位の影響(表面電位とハマーカー定数)
5.2 非水溶媒中のゼータ電位への影響(微量水分の影響)
5.3 水溶性高分子の吸着による分散効果(分散剤としての効果)
5.4コーティング法による分散安定化(シリカやポリマーによるコーティング)
5.5 ビーズミル粉砕機によるスラリーの分散効果(ナノ粒子の機械的解砕・分散法)

6.おわりに(まとめと今後の展望)

□ 質疑応答 □
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