定量的な目的成分の抽出分離!!
ポリマー材料中の微量添加剤を見逃さない為に!!樹脂材料中の各種添加剤の分析技術の最前線!!

熱分解分析と質量分析による高分子材料の微量添加剤分析と化学構造変化の解析

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セミナー概要
略称
微量添加剤分析
セミナーNo.
st140805
開催日時
2014年08月05日(火) 13:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 5F 第1講習室
価格
非会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
会員:  41,800円 (本体価格:38,000円)
学生:  44,000円 (本体価格:40,000円)
価格関連備考
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の21,600円)】
※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
※請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
備考
※資料付
講座の内容
趣旨
 一般に、樹脂材料中の各種添加剤の分析には、基質ポリマーから添加剤成分を溶媒抽出した後に、ガスクロマトグラフィー(GC)や液体クロマトグラフィーで測定する手法が主として用いられてきた。しかしながら、高分子量ヒンダードアミン系光安定剤(HALS)などについては、目的成分の抽出分離が必ずしも定量的に行われないなどの問題があった。
 本講では、高分子の化学構造解析に広く活用されている熱分解GCをベースにした反応熱脱着GCの手法、および固体試料調製法を組み合わせたマトリックス支援レーザー脱離イオン化質量分析法(MALDI-MS)を用いて、ポリプロピレン(PP)中に微量添加されている高分子量HALSを、樹脂微粒子試料から直接定量する方法について具体例を交えて解説する。さらに、熱分解GCなどの熱分解分析によるこうした測定結果から、高分子材料の劣化に伴う化学構造変化を解析する手順についても実例を挙げながら述べる。
プログラム
1.高分子材料中添加剤の一般的な分析手法と問題点

2.熱脱着/熱分解ガスクロマログラフィーによる添加剤の直接分析
 2.1 熱脱着/熱分解ガスクロマログラフィー(GC)とは? ~原理と特徴~
 2.2 熱脱着GCによるゴム中の可塑剤・老化防止剤の分析
 2.3 熱脱着GCによる塗膜中光安定剤の分析
 2.4 二段階熱脱着/熱分解GCによるゴム配合物の直接分析
 2.5 反応熱脱着GCによる樹脂中の高分子光安定剤の直接分析
  a)ヒンダードアミン系光安定剤(HALS)について
  b)反応熱脱着GCとは ~原理と特徴~
  c)ポリプロピレン(PP)材料中の高分子HALSの直接定量分析
  d)窒素リン検出器を用いた高感度化
  e)紫外線照射に伴うPP中のHALSの挙動解析
  f)無機系難燃剤を含むPP中の高分子HALSの分析

3.MALDI-MSによる樹脂中高分子HALSの直接分析
 3.1 マトリックス支援レーザー脱離イオン化質量分析法(MALDI-MS)とは? ~原理と特徴~
 3.2 固体試料調製法を用いたMALDI-MSによるPP中の高分子HALSの直接分析
 3.3 内部標準法を用いた定量分析
 3.4 紫外線照射に伴うPP中のHALSの安定化挙動解析

4. 熱分解分析法による安定剤分析に基づく高分子材料の劣化挙動解析
 4.1 ポリメタクリル酸メチル
 4.2 ポリエチレン
 4.3 ハイインパクトポリスチレン

  □質疑応用・名刺交換□
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