本セミナーでは、界面における「相互作用」という観点から接着・密着性と接着耐久性を解説する

高分子/金属・無機界面の相互作用と接着・密着性、接着耐久性の向上

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
高分子/金属接着
セミナーNo.
st140905
開催日時
2014年09月12日(金) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 5階 第2講習室
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  47,025円 (本体価格:42,750円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員受講料 46,170円

2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の24,300円)
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  ※請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
   (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
  ※他の割引は併用できません。
備考
資料・昼食付
講座の内容
習得できる知識
・接着の基礎知識
・ぬれ現象
・表面張力
・接着耐久性理論
・高分子物質の特性
趣旨
 金属・無機物と高分子とは性質の全く異なる材料である。その二つの材料が界面を形成するとすれば、当然のことながら様々な界面問題を引き起こす。しかし、 接着接合をはじめ、コーティング、印刷、封止、実装、ポッティング、樹脂成形など様々な工程で高分子と金属との界面の問題を避けて通ることは出来ない。
 この講演では、界面についての考え方の基礎を提供し、界面における「相互作用」という観点から接着・密着性と接着耐久性を解説する。
プログラム
1.界面相互作用としてどんなものがあるか

2.界面には必ず分子間力がある
 2.1 分子間力の種類
 2.2 分子間力の強さ

3.分子間力が表面張力や界面張力を生む
 3.1 表面・界面自由エネルギーと分子間力
 3.2 表面・界面自由エネルギーと表面張力、界面張力

4.表面・界面自由エネルギーからぬれ現象を理解する
 4.1 ぬれの評価-接触角
 4.2 表面張力、界面張力と接触角

5.界面の相互作用エネルギーを考える
 5.1 界面相互作用エネルギー-接着仕事
 5.2 液体-液体の界面相互作用エネルギー
 5.3 固体-液体の界面相互作用エネルギー

6.固体-固体の界面相互作用エネルギーをどうして決めるか
 6.1 GoodとGirifalcoの提案
 6.2 Fowkesの提案
 6.3 北崎-畑の提案
 6.4 吸着理論の応用

7.界面相互作用エネルギーと接着強さにはどんな関係があるか
 7.1 接着試験法
 7.2 界面相互作用エネルギーとはく離試験
 7.3 はく離強さに及ぼす粘弾性の効果
 7.4 界面相互作用エネルギーとはく離強さの実測値

8.金属-高分子界面問題として接着耐久性を考える
 8.1 金属接合物の接着耐久性に及ぼす因子
 8.2 金属-高分子界面の特異性
 8.3 界面相互作用に基づく接着耐久性理論
 8.4 接着耐久性の向上策

□ 質疑応答 □
関連するセミナー
関連する書籍
関連するDVD
関連するタグ
フリーワード検索