非会員:
49,500円
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会員:
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学生:
49,500円
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【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の24,300円)】
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プラスチック、紙、金属、ガラス、飲料や食料品等、我々の身の回りにある日用品のほとんどは液体混合操作を経て製造されています。したがってプロセス工業に従事する大部分の技術者がこの操作に関わることとなります。しかしながら、学問的な体系化が十分に成されていないため、大学で講義を受けることは稀で、その結果、現場では感や経験に頼った操作が行われているのが実情です。
本講義では液体混合について基礎から応用、さらには最先端のトピックスを解説し、基礎的な事項を把握しているなら如何に効率良く製品の製造が行う事が出来るのかを、実例を交えながら講義します。「目から鱗」となるような例が多数ある事に驚かれる事と思います。
1.液体混合の基礎
1.1 液体混合とは ~身近に存在する液体混合~
1.1.1 液体混合の目的
1.1.2 混合機構
1.1.3 混合度の評価
1.1.4 レオロジー
1.2 混合装置とその選択法
1.2.1 攪拌槽
1.2.2 噴流混合機
1.2.3 スタティックミキサー
1.2.4 エクストルーダー
1.2.5 装置の選定法~結局は攪拌槽か?
1.3 液体混合の特性値
1.3.1 攪拌所要動力
1.3.2 フローパターン
1.3.3 混合時間
2.高粘度液体混合における問題点とその対策
2.1 フローパターン
2.1.1 フローパターンの測定
2.1.2 局所並びに積分混合効率
2.2 攪拌所要動力
2.2.1 ニュートン流体の攪拌所要動力
2.2.2 非ニュートン流体の攪拌所要動力
・Metzner-Ottoの方法
・代表剪断速度の相関
2.3 混合時間
2.3.1 ニュートン流体の混合時間
・幾何学的形状の影響
・粘度比の異なる液体同士の混合
・液位変化の影響
2.3.2 非ニュートン流体の混合時間 ~ニュートン流体との違い~
3.異相系液体混合における問題点とその対策
3.1 気-液混合
3.1.1 最適操作条件 ~気体の分散状態~
3.1.2 気泡径
3.1.3 物質移動係数とガスホールドアップ
3.2 液-液混合
3.2.1 完全液液分散攪拌速度の測定と相関
3.2.2 液滴径の分裂メカニズムとその相関
3.2.3 液滴径分布
3.3 固-液混合
3.3.1 完全浮遊攪拌速度の測定と相関
3.3.2 完全浮遊に及ぼす幾何学的形状の影響
3.3.3 固体粒子濃度の制御
3.3.4 固体粒子の翼への衝突 ~晶析に必要な情報~
4.近年の液体混合
4.1 混合効率 ~新たな混合評価指標~
4.1.1 局所混合効率
4.1.2 積分混合効率
4.2 気液混合
4.2.1 過剰気体通気 ~どこまで通気は出来るのか?~
4.2.2 マイクロバブル ~新規なバイオリアクター~
4.3 カオス混合 ~未来の混合~
4.3.1 カオス混合による混合の促進 ~省エネ~
4.3.2 粒度分布の制御 ~生産効率の向上~
4.3.3 新物質の合成 ~巧みな混合操作~
4.3.4 空間的カオス混合 〜本当に今までの円筒槽で良いの?〜
□ 質疑応答 □