蓄熱の基礎から技術動向、応用例、採算性までを完全把握!

環境親和型省エネルギー技術としての蓄熱技術の基礎と蓄熱システム開発動向
基礎から材料開発動向、システム応用例、採算性まで 蓄熱技術を完全把握

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セミナー概要
略称
蓄熱技術
セミナーNo.
st141207
開催日時
2014年12月05日(金) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 4階 第1特別講習室
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  47,025円 (本体価格:42,750円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の24,300円)】
 ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
 ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
 ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
 ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
 ※他の割引は併用できません。
備考
※資料・昼食付
講座の内容
趣旨
 熱エネルギーの貯蔵は、古くから生活の知恵として行われてきたが、工業や民生用として蓄熱技術が認識されたのは、そう昔のことではない。蓄熱は、超高温から極低温にわたる熱の貯蔵技術で、その温度域や使用目的によって、様々な蓄熱材料や蓄熱方式がある。
 我が国の蓄熱技術は、約半世紀前の石油危機時代における供給不安定な太陽熱利用や産業排熱等の効率的利用を目途として、様々な熱貯蔵法の開発が行われた。最近の蓄熱技術開発の動向は、情報機器の普及による冷却熱需要や民生用温熱・冷熱需要の急増そして多様なエネルギー供給源のベストミックスに向けての調整そして化石燃料利用による環境問題などを勘案した省エネルギーの立場から、蓄熱技術に対する期待が大きくなっている。東日本大震災・原発事故により、原子力の停止による電力安定供給に向けての化石燃料や再生可能エネルギー利用の急増に対する緩和策としてのコジェネレーションシステムの普及も蓄熱技術開発を後押ししている。このように、熱エネルギー有効利用技術としての蓄熱技術は、環境親和型省エネルギー技術と言える。
 本講座では、蓄熱技術の基礎及び蓄熱材料から具体的な蓄熱システムの導入事例そして採算性などを体系的説明し、さらに今後の蓄熱技術開発の動向にも幅広く言及し、熱エネルギー有効利用技術としての蓄熱技術の将来像を明らかにする。
プログラム
1.蓄熱技術の位置づけ
 1.1 環境親和型省エネルギー技術としての蓄熱技術
 1.2 蓄熱技術に要求される機能
 1.3 蓄熱材料として具備しなければならない特性

2.蓄熱材料の分類と蓄熱システム
 2.1 蓄熱材料の種類と分類
 2.2 顕熱蓄熱材と顕熱蓄熱システムの具体例
 2.3 潜熱蓄熱材と潜熱蓄熱システムの具体例
 2.4 吸着材と吸着型蓄熱システムの具体例

3.熱エネルギー輸送技術と機能性熱流体
 3.1 二次冷媒としての機能性熱流体の基礎
 3.2 血管内の血流挙動
 3.3 流動抵抗低減剤とは
 3.4 製氷法と氷スラリーの輸送技術
 3.5 潜熱マイクロカプセルとマイクロエマルジョンの輸送技術
 3.6 オフラインによる熱輸送技術

4.蓄熱システムの応用と運用
 4.1 蓄熱システムの展開
 4.2 蓄熱システムのコストと経済性
 4.3 蓄熱技術開発の計画フロー

5.今後の蓄熱システム展開と方向性
 5.1 顕熱・潜熱分離型システムへの蓄熱技術
 5.2 先駆的蓄熱技術の展開

□ 質疑応答 □
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