他のプロセスで合成したナノ粒子と比較しながら、蛍光体・光触媒などへの応用を解説!

プラズマを用いた機能性ナノ粒子合成と表面制御技術
~ 一段プロセスによる高結晶性ナノ粒子合成とその液中分散 ~

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セミナー概要
略称
プラズマ
セミナーNo.
st141214
開催日時
2014年12月10日(水) 13:30~17:00
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 4階 第1特別講習室
価格
非会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
会員:  41,800円 (本体価格:38,000円)
学生:  44,000円 (本体価格:40,000円)
価格関連備考
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の21,600円)】
 ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
 ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
 ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
 ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
 ※他の割引は併用できません。
備考
※資料付
講座の内容
習得できる知識
・プラズマによる粒子合成技術
・非平衡条件下の結晶相選択制
・表面制御と機能発現・液中分散性の向上
趣旨
 大気圧近くで発生する熱プラズマは、1万度以上の高い温度を持っている。熱プラズマは、高温熱源としてのみならず、高化学反応性の反応場として、幅広い材料プロセッシングに応用することができる。ナノ粒子合成に応用した時の顕著な特徴は、高結晶性ナノ粒子を一段プロセスで(言い換えると、ポスト熱処理の必要なく)合成できる点にある。本講座では、主として、酸化チタンTiO2に種々の元素をドープしたナノ粒子を取り上げる。熱プラズマナノ粒子と液相プロセスなど他のプロセスにより合成したナノ粒子を比較し、蛍光体、光触媒への応用を説明する。また、プラズマ合成ナノ粒子の液中での易分散性についても言及する。
プログラム
1.材料合成“化学反応場”としての熱プラズマ
 1.1 熱プラズマ合成プロセスの特徴
 1.2 高度制御熱プラズマによるセラミックナノ粒子の非平衡・高速合成
  1.2.1 高速合成
  1.2.2 化学組成の精密制御
  1.2.3 小粒径化、シャープな粒径分布を得るための粒径制御
  1.2.4 機能性発現に重要な結晶性、生成相の制御

2.プラズマ合成ナノ粒子の発光特性
 2.1 ナノ粒子蛍光体の重要性
 2.2 希土類ドープ酸化チタンナノ粒子の相生成と発光特性
  2.2.1 Eu3+ドープ酸化チタンナノ粒子蛍光体の合成
  2.2.2 Eu3+ドープ酸化チタンナノ粒子の表面欠陥と発光特性
  2.2.3 Er3+ドープ酸化チタンナノ粒子蛍光体の合成
 2.3 Eu3+ドープ酸化イットリウムナノ粒子の相生成制御と発光特性

3.プラズマ合成酸化チタンナノ粒子の光触媒特性
 3.1 酸化チタン系光触媒材料の課題
 3.2 Fe3+ドープ、およびFe3+、Nb5+共ドープ酸化チタンナノ粒子の格子欠陥と光触媒特性
 3.3 Nb5+ドープ、およびEu3+、Nb5+共ドープ酸化チタンナノ粒子の可視光活性な光触媒特性

4.プラズマ合成ナノ粒子の液中易分散性
 4.1 物理的・機械的分散手法によるナノ粒子の液中分散
  4.1.1 ボールミル、微小ビーズを用いたビーズミルによる液中分散法の特徴
  4.1.2 新しい超音波分散法による液中分散・凝集制御
 4.2 プラズマ合成酸化チタンナノ粒子の液中分散


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