自動車構造用接着剤で、かつ解体性接着技術が付与された接着剤の開発の指針とは。

自動車の構造接着と解体性接着への提言
~異種材構造接着で必要なときに解体が可能であることは最大の付加価値である~

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セミナー概要
略称
自動車の構造接着
セミナーNo.
st141223
開催日時
2014年12月15日(月) 13:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 4階 第1特別講習室
価格
非会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
会員:  41,800円 (本体価格:38,000円)
学生:  44,000円 (本体価格:40,000円)
価格関連備考
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の21,600円)】
 ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
 ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
 ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
 ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
 ※他の割引は併用できません。
備考
※資料付
講座の内容
習得できる知識
自動車の構造接着技術, 接着剤技術に関わる現状の整理および将来への提言
解体性接着, 解体性接着剤に関する現状認識
趣旨
 近年のヨーロッパ車は構造体の多くの部分にプラスチック(C-FRP, G-FRP)が採用されている。目的は軽量化による燃料費の節約である。残念ながら日本においては実用面で一歩遅れをとっている感がある。
 組み立てに関わる接合においては, 鋼材とプラスチックの様な異種材料の接合において, 従来の溶接の使用が不可能になり, 接着(接着接合)にたよらなければいけない現状がある。接合には構造用接着剤が使用されるが, 組成的には熱硬化性樹脂とエラストマーのハイブリッド接着剤が多く, リサイクル性を考慮したときに, 接合部の解体は困難である。
 以上のようなことから, 構造用接着剤で、かつ解体性接着技術が付与された接着剤が開発されるならば, 異種材料の構造接着において, 理想的な接着技術が自動車産業へ提案されることになる。
プログラム
第Ⅰ部 自動車構造接着技術・接着剤の進歩
 1. 一般的な自動車製造工程
 2. 自動車ラインで使用される接着剤・シーリング材
 3. 代表的な接着関連材料
 4. 構造用接着剤の適用部位
 5. スポットウエルドボンド工法
 6. 疲労強さに及ぼす板厚さの影響
 7. ヘミング用接着剤
 8. エポキシ樹脂系構造用接着剤の性能
 9. ウインドウガラスの接着
 10. 構造接着および構造用接着剤とは
 11. エポキシ樹脂系構造用接着剤の種類
 12. 構造用接着剤の評価(規格)
 13. エポキシ樹脂系構造用接着剤の組成
 14. 第二世代のアクリル系接着剤(SGA)
 15. SGAの問題点とその解決方法
 16. ポリウレタン系構造用接着シーリング材
 17. 弾性接着の考え方を構造接着に生かす
 18. 鋼材と複合材料(G-FRP, C-FRP)の接着
 19. 鋼材と熱可塑性樹脂の接着(特にPP)
 20. 反応形アクリル系構造用接着剤によるポリオレフィンの接着                                                                 
     
第Ⅱ部 解体性接着技術のトレンド
 1. 解体性接着&解体性接着剤
 2. 解体性接着剤の位置づけ
 3. 解体性接着剤の開発コンセプト
 4. 接着の環境問題と解体性接着
 5. 解体性接着剤が適用可能な分野
 6. 解体性接着技術の技術開発動向
 7. 解体性接着剤用樹脂の理想的な弾性率変化
 8. 分解性ポリマーの解体性接着への応用
 9. 熱膨張性マイクロカプセル混入接着剤
 10. 膨張剤・発泡剤の選択
 11. オールオ-バー工法
 12. 高耐熱解体性接着剤
 13. 高周波加熱による接着の解体
 14. マイクロ波加熱による接着の解体
 15. 超音波加熱による接着の解体
 16. 通電剥離接着剤
 17. 最近の解体性接着剤(粘着テープを含む)


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